予備試験

2016.09.16 Friday

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    JUGEMテーマ:法律

     

    予備試験は司法試験を受けるための大検のような試験である。

    以前は特に資格要件等はなしに誰でも司法試験を受けることができたが、

    現在は法科大学院を卒業するか、予備試験を合格するかが必要となる。

     

    私は高校卒業後、高校で文系だったこともあり、世の中を知るためには

    法学部に行った方が良さそうだということで法学部に入学した。

    ただ、卒業後は建築学科に編入し、建築士として社会で働きたいと考えていたので、

    法律の道は特に考えていなかった。

     

    法学部を卒業後、全国の大学の建築学科への編入試験を受けていく中で

    どの大学も筆記と面接があり、面接の中で必ず法学部を

    卒業したことの意義を尋ねられ、なんとなくの回答しかできなかった。

    しかし、そういうやり取りをしていく内になんとか法律の知識も

    建築士の仕事の中で生かしたいと考えるようになった。

    いろいろ調べると建築士の資格を持って活躍されている弁護士の方は

    少数ながらいる。

    たが、弁護士資格を持って建築士として活躍されている例は

    見つけることができなかった。

    よって、弁護士等の資格を持っている法律に強い建築士がいても

    おもしろいのではないかと思うようになった。

     

    編入試験合格後、半年程余裕があったので、手始めに行政書士試験を受験、合格した。

    この調子なら司法試験もなんとか受かるのではないかと思って約15年。

    現状はその手前の予備試験の択一試験ですら受かったことがない。

    これまでに一級建築士試験の受験もあり、設計事務所で働く中で

    毎日終電で休みが数か月取れなかったり、

    帰宅が早くて22時でそれから勉強を始めたりで

    十分な時間が取ることが難しかった。

    過去、予備試験を3回受験したが、10000人中、7000番前後を彷徨っている。

    現状、予備試験に合格する人はほとんどが社会人ではなく学生が多い。

    しかし、少数ではあるが、社会人の方も志しを曲げず、

    時間のない中で見事合格されている方もいる。

     

    この3回の受験で順位がほとんど変わらないのは、

    結局、表面をなでるだけで「理解」ができていないことが分かった。

    来年の5月の試験まではあれもこれもと手を出さずに

    司法試験の過去問とテキストのみをひたすら理解するまで繰り返そうと思う。

     

    熊本地震

    2016.09.13 Tuesday

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      JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

       

      言うまでもなく、日本は地震多発国である。

      近年で言えば、阪神大震災、中越地震、

      東日本大震災、熊本地震・・・。

      私個人で言えば、阪神大震災の時に

      和歌山に住んでおり、震度5を経験したぐらいである。

      ただ、どの地震も率直な意見として、

      震源地近くで経験をしたことがないので、

      どうしても遠い所で大変になっているという

      感覚しか持てなかった。

       

      しかし、この度の熊本地震はニュースで見る限り、

      震源地と私の実家がほぼ同位置で、かつ、

      両親がそこに住んでおり、幸いに怪我もなかったが、

      先日、帰省した時に仮設住宅に住んでいる両親、

      全壊の評価を受けた実家を目の当たりにし、

      地震への恐怖を心底感じた。

       

      玄関部分。漆喰壁は建物の全体で剥がれ落ちている所が多く、

      玄関戸は両手で力いっぱい引かないと、閉まらない状態。

       

      建物の出隅の柱がもともと白アリで脆くなっており、

      地震でその部分から傾いてしまっている。

       

      納屋の側面部分。外周部の柱のほとんどが斜めに傾いており、

      建物自体も斜め傾いてしまっている。

       

      今年の4月に私は自分の設計事務所を始めたが、

      まさか時を同じくして実家が震災に遭うとは

      夢にも思わなかった。

      しかも、築70年以上の昔の家の作り方であり、

      今までの知識、経験はそのまま適用できない。

      しかし、これも良くとれば設計の新たな道を歩み出した私にとっては

      非常にためになる事例だとも思う。

      現在、現地調査の内容を元に実家を再生させる計画を行っている。

      築70年の家なりの耐震補強の方法、加えて高齢の両親に使い易いように

      いろいろと検討をしている。

      何度も現地に足を運ぶことになると思うが、

      強・用・美を満たした家に再生させたいと考えている。

      外構業者に見積依頼(つづき)

      2016.09.10 Saturday

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        現在着工中の案件の外構の見積依頼をしていたが、

        半数以上から辞退の連絡があった。

        理由が分からないので、それぞれに確認すると、1社から回答を頂いた。

        以下の理由であった。

        「まだ直接お会いしていないので、あなたを信用できるか分からない。

         提案した計画、見積を他社に持っていかれてしまい、

         無駄な作業になるかもしれないので、辞退したい。」とのこと。

         

        確かに建築設計の世界でも同様のことはある。

        以前に知り合いから聞いた話で、お客様がすでに土地は購入しており、

        その上に建てる住宅を検討しており、その住宅のプレゼンを行った。

        プレゼン資料を渡して連絡を待っていたが、

        連絡もないしこちらから連絡をしても繋がらない。

        後日、別の会社で、その知り合いがプレゼンした住宅のまま建っていた、とのこと。

        その知り合いはその話をしながら、怒り狂っていた。

         

        住宅を購入しょうと考えているお客様は

        自分達が望む住宅はどこの誰にお願いすれば良いか分からないし、

        仮にこの会社、この人にお願いして本当に良いのか、不安感が大きいと思う。

        ただ、設計をするこちらからしても同様で

        前述のようにいろいろ検討してプランを考え、プレゼンしても

        その労力や熱意を受け取ってもらえるお客様なのだろうか、など。

        どちらにしても卵が先か、鶏が先かの論議になってしまうので、結論が出ないと思う。

         

        現在、私の事務所で動いている案件は全て紹介の案件で、

        私のことを以前から知っている方もいるし、

        初めてお会いした方もいる。

        ただ、不思議なことにどのお客様からも私に対しての信頼感を感じるし、

        こちらも毎回の打合せが非常に楽しい。

        根拠のない結論だが、それぞれの人の日頃の考え方や行動に見合った

        仕事や人と縁ができるのではないかと思う。

        今後も真摯に設計に向かい合いたいと思う。

         

         

        外構業者に見積依頼

        2016.09.09 Friday

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          JUGEMテーマ:人生論

           

          現在着工中の案件で家の完成まではまだ時間があるが、

          お客様より「外構もお任せしたいので、

          外構計画と業者さんの選定もお願いします。」とのこと。

          家がどんなに良くても外構もそれに見合わないと台無しになってしまうので、

          外構計画もおおよそ案を考え、気合を入れて業者さんの選定を始めた。

          この会社なら良い外構をしてくれそうかな、と何社か候補を絞った。

          それぞれに計画の概要と趣旨、後日連絡が欲しいことをメールで連絡した。

           

          数日経ったが、ある会社からは連絡がない。

           

          ある会社とのやり取り。

           

          私「先日、メールで連絡させて頂いた者ですが。」

          相手「ああ、で、何ですか。」

          私「メールの内容は見て頂けましたか。」

          相手「いきなりメールで連絡は失礼じゃないですか。」

          私「これは失礼しました。どのようにお伝えすれば良いですか。」

          相手「うちはエンドユーザーしか相手してないから、

             客に電話させてくれ。」

          私「了解しました。」

           

          ホームページではどんな小さなことでもご相談ください、と

          従業員さんの笑顔がまぶしいくらいだったが、

          二度と相談することはないだろう・・・。

           

          私もエンドユーザーを大切に考えているし、いかに彼らの要望に対して

          真摯に対応できるかが重要だとも考えている。

          だが、一緒に働く同僚やこちらから仕事を依頼する下請の方、

          つまりエンドユーザー以外の人たちも

          エンドユーザーと同様にお客様だと考えている。

          下記はビジネス本にも良く書いてある文章。

          「顧客満足を叶えるなら、社員満足から」

          エンドユーザーの要望を満たすためには、

          それに関わる全員の協力が不可欠である。

          特に直接エンドユーザーに関わる人が

          気分良く働いてくれないことには

          顧客満足なんて机上の空論だ。

           

          気分を変えて本当の意味でエンドユーザーを大切にしてくれる

          外構業者さんを探そうっと。

           

           

           

           

          今日の現場

          2016.09.07 Wednesday

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            今日は現在着工中の現場でお客様と打合せ。

             

            ↑玄関土間から室内を向いての写真。

            鉄骨階段は上棟時に設置している。

            上棟→吹付断熱→天井下地・・・。

            これから大工さんがフローリングを張ったり、

            壁のボードを張ったりという作業が始まるので、

            完成まではまだ時間がかかる。

            ただ、この下地段階の作業をきっちりしていないと

            将来的にフローリングがすいてきたり、ボードの継ぎ目が割れてきたり

            するので、お客様との打合せ後も大工さんとみっちり打合せを行った。

             

            ↑LDkの壁、天井の吹付断熱の様子。

            図面通りの断熱材の厚みが確保されているか確認。

            この上が2階のバルコニーに当たるので、天井も断熱している。

            お客様からの質問で「どのような断熱材が良いですか」とよく尋ねられるが、

            断熱材の種類はあまり問題ではなく、その断熱材に適した施工が為されているかが重要。

            今回のように吹付断熱の場合はコンセントや電気配線をきっちり確定しておかないと、

            あとから変更しようとすると部分的に断熱材を剥がさないと取付けができない。

            また、必要な断熱材の厚みが確保されていないと必要な性能を満たさない。

            他の断熱材でもそれぞれの特性に合わせた施工が必要となる。

             

            ↑吹抜け部にスノコを設置するためにその間隔を検討している写真。

            この部分はすでにお客様と打合せをし、どの程度の間隔で設置するかは着工前から決めていた。

            ただ、図面だけの検討では不安もあったので、工務店さんにサンプルを準備してもらって

            現地でお客様とああでもないこうでもないといろいろ検討した結果、

            やはり図面の間隔とは違う間隔の寸法で決定した。

            お客様が図面のみで建物の計画全てを把握するのは無理があると思う。

            内容からすれば些細なことかもしれないが、こういうこともきっちり確認していくような

            仕事をしていきたいと考えている。