大工工事がもうすぐ終わる

2017.06.14 Wednesday

0

    JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

    今日も定例打合せのため、現場へ向かった。

     

    リフォーム用の玄関戸の設置状況。

    旧玄関戸はやや古めかしいデザインだったが、

    最新仕様の玄関戸をカバー工法で設置した。

    壁タイルの凹凸が大きかったので、設置に支障がないか心配していたが、

    特に問題なかったとのこと。

     

    大工工事は終盤で、下地のボード張りはどの部屋もほぼ終わっていた。

    仕上げ工事の板張りに取り掛かっていた。

     

    キッチン設置の様子。

    大工工事も終わりかけということで、

    大工さん以外の他業種の職人さんもちらほら混じり出している。

    キッチン背面の収納は家具工事で設置するので、

    まだ時間がかかりそう。

    キッチンスペースはあえて天井高を抑えたが、

    板張り仕上げと相まって、ほどよい空間になりそうだ。

     

    玄関部の写真。

    以前は建材関係がたくさん置かれていたが、

    かなりすっきりしてきた。

    納期がかかる製作の建具や家具等がやや遅れがちだが、

    工事自体は今月末に、一部残工事が来月上旬には終わりそうだ。

    建築主も工事進捗に合わせて、引っ越し等の準備をされるので、

    ここは建築主と密に連絡を取り合い、

    スムーズに気分良く住んで頂けるように段取りしていきたい。

     

     

    敷地確認

    2017.06.10 Saturday

    0

      今日は知り合いの紹介で依頼があった

      2軒の住宅の計画敷地を確認に行った。

      たまたま電車で2駅程度離れている近くの敷地同士だったので、

      電車とバスを乗り継いで2か所とも行ったが、

      結局、半日かかった。

       

      一つ目の敷地。既存住宅が建っている。

      解体後、更地にして新築を建てる予定。

      前回初めてお会いして要望を聞き取り、

      次回の打合せ時に初回プランを提出する予定。

      お話しを伺う限り、話を聞いていてこちらも夢膨らむ気分になったので、

      良い住宅が設計できそうな予感がする。

       

      次の敷地へと向かうためにバス停でバス待ち。

      バス停から見える川ではシラサギが餌を探していた。

      川を見つめてぼーっとしながら、

      先程の敷地とこれから設計するプランのことを考えていた。

       

      電車とバスを乗り継ぎ、2軒目の敷地に到着。

      この建築主には初回プランは半年前に渡していたが、

      ローンが難航し、ようやくメドが付いたとのことで打合せが再開した。

      職業的に建築のことが分かっている建築主なので、

      前回の打合せの時もお互い、建築的な挑戦をしようとの話で盛り上がったので、

      こちらもその意気込みに負けないように頑張りたいと考えている。

       

      今日、訪れた2つの計画敷地はどちらも住宅街の一角にあり、

      事前にgoogleのストリートビューでも確認していたので、

      敷地及び敷地周辺環境も想定通りだった。

      正直、ある程度把握していたので、わざわざ電車とバスを乗り継いで

      実際に敷地を見に行かないどこうかとも一瞬よぎった。

      しかし、去年の春から自分で事務所を始めて思うことは

      何事も基本を大切に、かつ、

      その基本がまだ私は出来ていないと思うぐらいで

      調度良いと考えている。

       

      また、これは以前から思っていることだが、

      設計した建物は自分の子供だと思う。

      しかし、設計者は建築主が所有する土地に、

      建築主の要望する内容を整理してプランを作成し、

      引き渡しまで行うが、その建物を設計者が利用することはほぼないし、

      完成後に頻繁に伺うこともない。

      会社員時代は、途中経過よりは、ちゃんと引き渡せるかどうかが大切だった。

      引き渡し後、建築主に大切にしてもらっているな、と思う時もあれば、

      建築主の要望通りに建てたが、彼(その建物)にとって

      本当にそれで良かったのか、と思うこともあった。

      自分で事務所を始めたからといって、

      設計の選り好みをそんなにできる状況にはまだないが、

      明らかに彼が彼らしく生きていける見込みがない場合は

      仕事の依頼を断りたいと考えている。

      そして、彼がその地で何十年とがんばっていく最初の敷地確認は

      決して手間を惜しまず、必ずやっていきたいと考えている。

      それが彼に対する礼儀だと思う。

      今回の2軒の建築主とはまだ数回しかお会いしていないが、

      この2人の彼はきっと大切にしてもらえる気がするので、

      彼らのためにも精一杯がんばって、良い建物に仕上げたいと思う。

       

       

       

      家具工事の打合せ

      2017.06.07 Wednesday

      0

        今日は工事の進捗の確認と家具工事の打合せのため、

        現場へ向かった。

         

        長机とパイプ椅子で簡易な打合せ場所の設営中。

        私と現場監督と家具屋さんで打合せを行った。

        一般の方にはあまり知られていないが、

        例えば、造作工事で壁付けのテレビボードを設置する場合、

        設置方法として、1)家具工事で設置する、

        2)大工工事で設置する、3)既製品を設置する、等の方法がある。

        1)は家具屋さんの工房でその家具を作ってもらい、

        その完成した家具を現場で設置するだけなので、

        家具の精度が高く、仕上がりもきれいだが、

        コストは多少割高になる。

        2)は材料を現場に入れ、大工さんが家具を作っていく方法である。

        大工工事の一環として家具も併せて製作するので、

        コストも抑えることができ、建物と一体的な仕上げが可能である。

        ただ、大工さんは家具を作るのが専門ではないので、

        家具工事と比べると精度が劣る。

        3)は量販店で既製品をお客様に買い求めてもらい、

        その寸法に合わせて大工さんが建物と一体的に納めるやり方である。

        コストは一番安く済むが、一歩間違うと空間の質が低いものとなるため、

        できれば避けたいやり方である。

         

        今回のテレビボードは壁から跳ね出す形式なので、

        私の方で作図した図面を元に、よりきれいに、

        より頑丈に設置できるように

        寸法の微調整や固定方法の検討等の打合せを行った。

        その他のキッチン背面収納や洗面化粧台の引出し収納等の

        製作を始めてもらうように段取りを行った。

         

        洗濯機置き場横の袖壁下地。

        計画では洗剤等が置けるようにほんの気持ち程度、

        壁の厚みを利用してコストがあまりかからないように小さな棚を設置予定だった。

        ただ、現地で大工さんと話す中で、

        せっかくならたくさん置けるようにしては、ということで、

        大きめの収納にサービスで変更してもらった。

        ありがたい。

         

        下地工事がほぼ終わり、石膏ボード張り工事が進行中。

        設計者が言うのも何だが、従前の空間よりも

        広く開放的に明るい空間になるように設計したが、

        石膏ボードの時点で予想以上にそれを感じることができたので、

        良い仕上がりになる実感が湧いてきた。

        木を見て森を見ず

        2017.06.05 Monday

        0

          JUGEMテーマ:人生論

          先日の予備試験以降、新たな勉強方法で勉強を始めていた。

          しかし、まだ1年後にも関わらず、

          ここ1,2週間の感覚からして、

          すでに自分の設定する到達点に

          辿り着けない可能性が高いことが直観的に分かり、

          ぼんやりと焦っていた。

           

          また、コンペの締め切りが近づいているが、

          今動いている設計や現場等の諸々のことをしているうちに

          作業がはかどっていなかった。

           

          そして、以前からちょっとずつ動いていた知り合いの紹介の

          設計の仕事の話があったが、急に2件が動くことになった。

          非常にうれしいことだが、良い建物を設計しようという

          期待と不安が入り混じった気持ちになっていた。

           

          そのような混沌とした状態で、

          それぞれをどのように進めれば良いか、

          どのような心の持ち様で行けば良いかをここ最近悩んでいた。

          特にここ数日は会社員時代にスムーズに仕事ができていたことと比べて

          今は何が異なり、何が原因で悩んでいるのかを悩んでいた。

           

          そして、出た結論は「木を見て森を見ていなかった」ということだ。

          会社員時代の仕事の仕方は何年もやっているうちに

          自分の型ができてくる。

          型が出来てくれば、全体を見渡す余裕が出てきて、

          どのような手段で、どこに力を入れれば良いかが分かってくる。

          そうなると、仕事の質も上がってくる。

          その逆に、やり始めて十分な時間も経たない不慣れなことは

          一生懸命やっているうちに全体を見渡す余裕がなくなり、

          手元ばかり見るようになる。

          結局、質は落ち、何を目的にしていたかさえ分からなくなってくる。

           

          そう考えると、予備試験の勉強はこの数年やってきているが、

          まだ、分かったという状況まで行けていない。

          そして、コンペは学生の時も含め、ほぼ応募したことがないが、

          去年から国内でも有力な設計者達に交じって応募し始めている。

          また、設計は自分の事務所を開設して以降、

          高みを目指すには知識も経験もまだまだ足りていないのを痛感している。

          要は、今やっていることはまだ不慣れで全体を見渡す余裕を失っていたにも関わらず、

          気持ちだけが焦っていることが分かった。

          ただ、それが分かれば、全体を見渡し、どのような手段でどのような目的を達成するかの

          検討に時間を掛け、あとはすべきことをしていけば良い。

          結論は当たり前の話だが、ここまで来るのに非常に時間がかかった。

           

          昨日は今後の予備試験の仕方を改めて考えていた。

          夜中から考え始めて結局朝方まで時間がかかった。

           

          去年1年で勉強していた本。主に予備校本。全ては読み通せていない。

          勉強方法を必死に考えていて、ふと今使っている本はどれぐらいだろうと全部積み上げたら

          明らかに1日3時間程度で1年がんばってもやりこなせない量だと分かった。

          また、予備校本に種類を絞っていたが、自分の本棚の設計の本の種類を見ていたら、

          大学の授業で使っていた本、官公庁が出版している本、インテリア雑誌等

          いろいろな本があった。

          そう考えると、何も一つの種類に統一する必要はないことに気付いた。

           

          今年1年で勉強しようと考えている本。基本書、予備校本などごちゃまぜ。

          基本書は10冊程度追加することになるが、

          去年まで使用していた本の量からすると2/3以下になる。

          これならまだ現実味が湧いてくる。

           

          どうしても結果を出したい、質を上げたいと強く思えば思うほど、

          視野が狭まり、全体を見渡すことがおろそかになる。

          そういう時はいったん立ち止まり、現状を把握し、

          焦った気持ちですぐに始めるのではなく、

          目的を明確にし、それを達成するためにどのような手段を選ぶべきかに

          しっかり時間をかけるべきである。

          そのことさえ忘れなければ、あとはその選んだ手段を実行していくだけである。

           

           

           

          内部下地工事3

          2017.05.31 Wednesday

          0

            リフォーム現場の定例打合せに行ってきた。

            規模の大きな建物の場合は設計者と施工者の定例打合せがあることが一般的で、

            かつ、施工者側で打合せ議事録等を作成してもらうことが多かった。

            しかし、木造住宅の場合は、施工者側の人員体制も規模が小さく、

            工期も短いことが多いので、

            定例打合せもしっかり行うことはあまりない。

            そして、打合せや書類等の段取りは

            設計側の私自身が行うことがほとんどである。

            しかし、今回組んでいる施工者は毎回私との打合せ内容を議事録にし、

            確認、質問をたくさんしてくれるので、非常にありがたい。

            また、工期も短いが、構造等も関わるリフォームなので、

            私の希望から施工者の協力を得て、毎週の定例打合せを行ってもらっている。

             

            LDKの下がり天井、彫り上げ天井部分の天井下地の写真。

            彫り上げ部分の梁は、当初予定では構造体の梁ではなく、

            後付けの化粧梁で考えていたが、

            解体後、予想していたよりも大きな梁が構造体としてあることが分かり、

            当初計画の彫り上げ天井では仕上りが微妙になることが予測された。

             

            また、今回のリフォーム工事では外回りはそれほど経年劣化していないので、

            サッシや外壁等は触らず、内部のみのリフォーム工事という設計条件だった。

            よって、その条件の中ではこのLDKの天井の見せ方が

            建築主に喜んでもらう勝負所と考えていたので、

            解体後から必死に検討した。

            最終的には天井の高さの操作による空間の変化と、

            構造体の梁自体を現しで見せる提案を行った。

            キッチン、ダイニング、リビングと天井が段々状になっている。

            パースを作成して、建築主にも完成形を確認をしてはもらっているが、

            実物とパースでは印象も異なると思うので、

            より良い完成形になるように最後まで詰めて行きたいと思う。