大島からの贈り物

2017.09.22 Friday

0

    JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

    先日の愛媛県八幡浜市での交流拠点施設では

    優秀作品を頂いたが、今日その副賞の大島の海の幸が届いた。

     

    梱包の蓋を開けると、サザエ・あわび・伊勢海老が入っていた。

    頂けるだけありがたいが、最優秀作品がとれていれば

    これらを現地で食べる機会がもっとあったのではないかと思い、

    再び悔しい思いがした。

    いろんな思いとおいしい魚介を飲み込んで、次へ向かいたいと思う。

    盛り沢山な一日

    2017.09.19 Tuesday

    0

      JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

      最近は籠って図面を書いていたこともあり、

      今日は朝から目一杯予定を入れて外出した。

       

      まず、先日完成したリフォーム案件の写真が出来上がったのと、

      そのお客様の確定申告に必要な書類が準備できたので、

      郵便局で郵送してきた。

      郵送した旨をメールでお客様に連絡していたが、

      早速、喜んでもらっている内容の返信が来た。

      些細なことだが、気分良く設計した案件は全てがうれしく感じる。

       

      その後、建築士事務所協会に向かった。

      私の事務所ではじめての所員を登録するためである。

      話はそれるが、10年ぐらい前に買った

      「魂を失わずにグラフィックデザイナーになる本」という本がある。

      題名の通り、設計とは内容が違うが、

      設計と内容が被る所もあり、この本は繰り返し読んでいる。

      本の中でスタッフを雇う場合に気を付けるべき3つのアドバイスが書かれている。

      1.必ず自分より優れた人を雇うこと

      2.少しでも優秀な人はいずれ辞めてしまう

      3.独立を目指す人は最高の社員になる

      今日登録した所員はこの3条件を全て満たすので、

      きっと力になってくれることだろう。

      この人が辞めてしまう前に私自身ももっと優秀になって

      私を超えるような人を迎え入れたいと思う。

       

      その後、確認検査機関へ来月着工予定の案件の

      確認申請書とフラット35を提出しに向かった。

      今年からフラット35の断熱規定の計算方法が変わり、

      かなり手こずっていた。

      簡単に言うと、建物の表面積を算出し断熱の違いによって

      それぞれ計算していくのだが、いざ計算し出すと、思いの他、時間がかかる。

      厚み5cm程度の書類の束をやっとの思いで仕上げて今日提出したが、

      早速帰り道に電話があり、追加で必要な書類の指示があった。

      今日の晩にはその追加書類を作成して、

      明日また行かなければならない。

      泣きたくなる。

       

      そして、午後から大阪南港ATCで開催されている

      JARA2017(建築パース2017)を見に行った。

       

      展示の様子。いくつも雑誌等で見たことのある建物のパースがあった。

      今更知ったが、有名な建物を設計している有名な設計事務所は

      自前でパース等を作成しているものと思っていたが、

      ほとんどが外注のようだった。

      パース専門の方の作品なので、手書きとCGを融合させ、

      どれも完成度は素晴らしかった。

       

      話はまたそれるが、先日のプロポーザルで最終審査まで行ったが、

      自分のパースのレベルの低さに対して

      もどかしさ、どうすれば改善できるのか等、

      悶々としていた。

      そして、多少無茶とも思ったが、大学が同じ同窓というだけで

      先日のプロポーザルで最終審査に残った一番パースが上手と思った見ず知らずの設計事務所に

      こちらが困っている現状を告げ、

      どのようなソフトを使っているのか、どのような方法で作成しているのか、

      等のアドバイスが頂けないかのメールを送付した。

      今考えても無茶なお願いと思うが、なんと丁寧なメールでの回答を頂いた。

      その方は以前に東京の有名な設計事務所で海外の方とチームを作って

      海外コンペ専門部門で働いていたとのこと。

      そして、その海外の方のパース作成のやり方を見様見真似で独学で習得したとのことであった。

      また、今日のJARAのパンフレットの最初の挨拶文にこんなことが書いてあった。

      「いろいろ試すことは無駄ではない。

       無駄なことを考えて、無駄なことをしないと伸びません。」

      良いパースを作成するために必要なこととは、そういうことなんだと思う。

      そういうことが足りていないことは分かっていたので心に響いた。

       

      その後、現在打合せ中の方の照明器具仕様の参考のために

      照明器具メーカーのショールームを巡った。

       

      最初に伺ったのはyamagiwa。

      最近は要所の照明器具は採用させてもらっている。

      デザイン性、器具の存在感等、良いとは思うが、

      コストが高いのがネックである。

       

      その後に向かったのが、Luminabella。

      まだ採用させてもらったことはないが、

      以前から気になっていた。

      こちらもデザイン性は良いが、コストはそれなりにしそうだ。

      また、建物の雰囲気に合わせるにはある程度の限定が必要になりそうだ。

      ただ、どこかで採用してみたいと思う。

       

      最後はいつもお世話になっているパナソニック。

      照明器具の数といい、ショールームの充実度といい、

      やはり目を見張るものがある。

      ただ、今日伺った前2社と比べるとデザイン性の点では多少見劣りする部分はある。

      しかし、コスト的にはその2社よりもかなり良心的である。

      実際にショールームを巡って思ったが、

      照明器具も結局メリハリをつけて決めていくしかないように思う。

       

      思ったよりも時間が余ったので、最後に本屋へ向かった。

      買った本は「照明デザイン究極ガイド」。

      べたな題名だが、以前に何冊か持っていた照明の本はもう一つ頭に入ってこなかったので、

      この本で改めて勉強しようと思う。

      ついでに買ったのが、「司法試験の問題と解説2017」。

      予備試験を受けて約4か月が経ったが、

      ほとんど勉強できていない。

      本当の本当にこの4か月は忙しかったから勉強できなかったが、

      そんな言い訳、誰のためにもならない。

      時間はどんな人でも平等に過ぎていく。

      するかしないかだけだ。

      だったら、するしかない。

      無駄なことも含めて。

      建築主宅での打合せ

      2017.09.16 Saturday

      0

        基本設計がほぼ終わり、あとは実施設計を進める案件がある。

        初回からご主人とのみ、打合せをしてきて、

        奥さんに一度もお会いしたことがなかったので、

        先日ご自宅に伺い、ご夫婦共と打合せを行った。

         

        打合せ風景。模型、仕様候補のサンプル、参考書籍等を広げている。

        キッチンの収納等、奥さんでないと打合せできない内容を主に話をした。

        ただ、ご主人が言っていた通り、ほとんど要望は出てこなかったが、

        それでもちらほら奥さんなりの意見が聞けて良かったと思う。

         

        この案件は建築主が大工さんである。

        ただ、大工工事は本人がせずに若手ホープの大工さんにさせるという。

        最初はその意図が分からなかったが、いろいろと話をしている中で

        建築主の大工さんが若い時に同じような感じで親方に重要な案件を任せてもらって

        その時の経験が大工人生の糧になっているとのこと。

        それと同じ経験をその人にさせてあげたいという。

        …かっこよすぎると思う。

        そして、この案件は設計の私もいくつか初めての試みの内容がある。

        来月には着工予定なので、あまり時間もないが、

        建築主の大工さんの熱い気持ちに応えられるように

        設計者の本分である、きっちりした図面を書くということで

        その気持ちに応えたいと思う。

        メリハリをつける

        2017.09.10 Sunday

        0

          JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

          今日は現在打合せ中の方の水廻りの仕様等を決めるために

          各メーカーのショールームを巡った。

          最近は一人で廻って、一人で仕様決めをしていたので、

          お客様と廻るのがある意味、新鮮だった。

           

          シート張りのフローリングを見比べている様子。

          計画ではメインの1階に無垢材の中でもコスト高めの無垢材を選んでいるため、

          2階の各居室はコストを抑えるためにシート張りのフローリングで行くことにしている。

          また、1階のLDKの鉄骨階段やガラスの手摺等にコストをかけるために

          水廻りのお風呂やトイレ等はコストを抑えたメーカー品の仕様の予定である。

          今日は特にお風呂がなかなかイメージに近いものがなく苦労した。

          しかし、全体のコストを考えると、なんらかの折り合いをつけなければならない部分である。

          もちろん、私も建築主もこだわりたい所を思う存分、こだわろうとすると、

          予算がいくらあっても足りなくなる。

          コスト的なメリハリをつけていくことは不可避である。

           

          話は全く変わるが、現在の住まいが神戸の山手側の北野に近いので、

          近所には高級レストランが多く点在する。

          本当のたまにだが、お祝いや記念の日にはそこに行くことがある。

          ミシュランの三ツ星のお店や食べログで高い評価のお店にも行ったことがある。

          結構多いのが、そこそこ高いディナーコースで食べログでも高評価の店で

          実際に行くと確かにどこどこ産の牛肉、なになにのフォアグラ添え、等、

          素材にこだわって最高の技術で作っている感じの雰囲気である。

          しかし、味は普通で、量も少なく、申し訳程度にフォアグラやキャビアが乗せてある。

          素材は良いのだろうが、そこまで金額に見合うほどのおいしさを感じないことがある。

          申し訳程度に乗せてあるフォアグラやキャビアだけで

          値段が高くなっている気がして、損をしたような気分になる。

           

          設計も料理に似た所があるように思う。

          最高級の素材ばかりを使えば当然仕上がりも良くなる。

          ただ、それに合わせてコストは高くなっていく。

          逆に安い素材ばかりであれば、どんなに腕をふるっても

          あるレベル以上の仕上がりには決してならない。

          そして、設計料や工事費はそこそこ高いのに、全体的な仕上がりが今一つの建物もある。

          私がお客さんなら、コストは原則抑えめで、勝負どころにはコストをかけて

          全体の印象は良い印象にしてほしいと思う。

           

          素材だけに頼ってもコスト上、問題がある。

          技術だけに頼っても、仕上がりの限界がある。

          素材選びにメリハリをつけ、最高の技術で作り上げることが最良の設計方法のように思う。

          当たり前のことのようにも思うが、

          設計だろうが料理だろうが

          それをできている人はそれほど多いようには思わない。

           

           

           

          大島交流拠点施設(仮称)デザイン設計競技 結果発表

          2017.09.06 Wednesday

          0

            JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

            今日、先日最終審査でプレゼンを行ってきた

            大島交流拠点施設(仮称)デザイン設計競技の結果発表があった。

            結果は優秀作品として2位だった。

             

            プレゼン時の発表の内容や質疑応答のやり取りは問題なくできたと思う。

            特に島民の審査員に褒めて頂いたのはうれしかった。

            ただ、今日、市のHPで最優秀作品のプレゼンを拝見したが、

            計画内容、プレゼンの精度共に、確かに最優秀作品に値するように思った。

            それに比べると私の提案書は計画内容、プレゼン精度共にまだまだ足りない部分が多いように感じた。

             

            話はそれるが、今年の2月、大阪新美術館の公開プレゼンの見学に行ったが、

            そのプロポーザルを勝ち取ったのは遠藤克彦氏だった。

            たまたま先日、氏の設計事務所のHPを拝見した時に驚いた。

            毎年いくつものプロポーザルに応募し、

            HPに載っているのだけでも40案件程度あり、

            かつ、どれも精細に模型も作成し、プレゼンもとても力の入ったプレゼン内容だった。

            しかし、おそらく今までに優秀作品、最優秀作品に入ったのは5案程度で、

            最優秀の1位を勝ち取ったのはHPを見る限り、

            2案程度ではないだろうか。

            その内容を見ながら気が遠くなった。

            あれだけの膨大な労力と時間を掛けても

            それが仕事として依頼され、実現できるかはある意味、奇跡的なことかもしれない。

            ただ、逆にそのような条件の中でも「建築」に可能性を感じ、

            挑み続ける人々が存在することもまた確かなことである。

             

            今回のプロポーザルは残念な結果に終わったが、

            これをスタートとして「建築」の可能性を信じ、挑み続けたいと思う。