台風の日の打合せ

2017.10.22 Sunday

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    今日は以前から打合せの約束が朝から2件あった。

    ただ、台風が近づいているので、

    状況によっては中止の可能性もあったが、

    天候がひどくなる前には帰路に着けそうだったので、

    雨の中、打合せへ向かった。

     

    ご実家の一部を解体し、新築住宅を建てるために更地にしている途中。

    打合せはほぼ終わっているが、電気照明関係のみ残っていたので、

    その打合せを今日行った。

    また、今回初めて打合せ図面を先日入った所員とやり取りの上、

    作図してもらい、さらに見せ場のペンダント照明の器具候補も選定してもらっていた。

    作図内容、照明器具仕様はもちろん私の方でも最終確認して打合せに臨んだが、

    特にお客様からすると照明仕様が好みだったらしく、

    非常に喜んでもらって

    こちらもいろんな意味でうれしかった。

     

    そして、午後から先日、知り合いから友人の相談に乗ってあげてほしいと言われていた

    マンションリフォームの打合せをするために電車を乗り継いで現場へ向かった。

    まだこちらに依頼するとも聞いていなかったし、

    そもそも計画内容自体の詳細も分からなかったので、

    そのお客様の考えや今後の予定等をひたすら聞かせて頂いた。

    ただ、結果的にほぼ内装・設備関係の更新で事足りそうだったので、

    私が設計として関わることはお断りした。

    もちろん無理すれば私が設計者として加わることも可能な感じではあったが、

    お客様の想定されている計画内容や予算からすると、

    無理やり設計者として入るべき案件ではないという判断である。

    ただ、お客様としては業者選びや見積の見方等、不安要素が多い様子だったので、

    来週にある業者さんから出てくる見積はこちらで内容を精査してアドバイスさせて頂くことになった。

     

    私が運営しているのは設計事務所である。

    さらに大きな枠で捉えると自営業で商売をしている。

    その商売を約1年半してきて思うのは、

    信用できる人と組んで仕事をすべき、

    それは業者さんにもお客様にも言えることである。

    また、お金にならないことは見極めて手を出すべき、ということである。

    午後からお会いした方は客観的に言えば、

    こちらのプラスにならないかもしれない。

    電車を乗り継いで、見積を精査しても誰もそれに対して費用は払ってくれない。

    ただ、商売をしてきて思うのは、お金だけでは測り切れない何かがあるようにも思う。

    そして、お金を基準に物事を判断してしまうと何かを踏み誤りそうな気がする。

    何の根拠もないし、結局は自分自身の直感でしかないが、

    そんななんとなくの感覚は大事にしていきたい。

     

    福祉施設の新築計画

    2017.10.18 Wednesday

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      JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

      福祉施設の新築計画を提案する機会を頂き、

      今日は現在の事業所と計画敷地へ向かった。

       

      入浴を補助する機器。

      今までメールでやり取りをしていたが、

      今日は実際に事業所に伺い、さらにいろいろな話を聞かせて頂いた。

      また、現在、どのような機器を使い、どんな運営をされているかも伺い、

      新たに計画する建物での要望も面と向かって話が出来て

      こちらとしてはより具体的なイメージが湧いてきた。

       

      計画敷地の全景。周囲はマンションに取り囲まれている。

      ご要望では木造平屋の施設をご希望されている。

      福祉施設は約8年前にデイサービスの設計に携わって以来だ。

      その間に制度もいろいろと変わっているので、

      その内容を頭に叩き込みながらプランを始めている。

      ただ、今回も競合6社の中から選ばれることになっている。

      なかなか厳しい戦いだ。

      しかし、厳しいと思う自分もいるが、

      なんとかなるような気がしている自分もいる。

       

      先日の愛媛県八幡浜市の大島交流拠点施設のプロポーザルでは2位だったが、

      入賞という結果以上に得たものがある。

      それは競合している場合、他者よりも優れた案を如何に提案できるかが重要と

      以前は考えていたが、それよりも自分自身の中で

      自信を持って提案できる案に磨き上げることの方がもっと重要なことに気付いた。

      他者がどんな提案をしてくるか、案を審査する人の性格はどうか、等、

      考えだしたら切りがないし、考えた所で分からないものを考えても意味がない。

      それよりは検討に検討を重ね、その建物を利用する人のことをイメージしながら

      こちらも楽しくなるような提案をした方がよっぽど健全だと思う。

      また、検討に検討を重ねることで次に目指すべき建築の輪郭が見えてくるような気がする。

      伊東豊雄氏のゲント市文化フォーラムと台中メトロポリタンはそういうことなのだと思う。

      締め切りまであまり時間もないが、

      この案件のために、さらには次に目指す建築のために

      検討に検討を重ねたいと思う。

      建築主からの一言

      2017.10.12 Thursday

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        JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

        今月に着工を控える案件の実施図面を作図中である。

        もう一息で完成だが、内容を詰めていく中で

        いろいろと建築主に確認したいことがあったので、

        打合せを打診した所、建築主から

        「軽く飲みながら打合せしましょう」とのことで、

        めったにないが居酒屋での打合せを行った。

         

        ビールを片手に、料理をつまみながらの打合せ風景。

         

        最初は世間話をしながら軽く飲んでいたが、

        いざ打ち合わせが始まるとお互いに熱が入って

        酒や料理はそっちのけで計画内容についていろいろと議論を行った。

        そして、ひと段落した所で話題は変わり、

        お互いの仕事に対しての思いや考え方の話になっていった。

        建築主は社長さんで、私も比べるのがおこがましいが、

        小さいながらも一応同じ立場である。

        将来どうなりたいかや最近の出来事を話していたが、

        お互い業種は違えど、考え方で共通している所が多く

        同じ思いで働いていることに対してとてもうれしい気分になった。

        お店に入った時は周りにお客さんがそれなりに入っていたが、

        話に集中するあまり、気付くと周りには誰もおらず、

        お店も閉店準備を始めていたので、

        お互い苦笑いをしながらそそくさと店を出た。

         

        分かれ際に建築主から呼び止められ、何かと思って振り返ると、

        「今回、田中さんに縁があって設計してもらっていますが、

        田中さんに設計してもらえて本当に良かったです。

        またよろしくお願いします。」と言い残し、駅へ向かわれた。

        こちらからすると、フラット35の省エネ計算で手間取ってしまって

        申請をおろすのが当初予定よりも遅れがちであったり、

        計画内容も私自身初めて挑戦する内容もあって、

        一部屋分の詳細な内容を詰めるのに数日かかり、作図が遅れがちなこともあって、

        建築主には申し訳ないという気持ちの方が強かった。

        なので、建築主からそんな一言を頂けるとは夢にも思わなかった。

        目の奥が熱くなるのを感じながら、

        私も秋の心地よい夜風の中を家路についた。

         

        集合住宅の建替計画

        2017.10.09 Monday

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          今日は集合住宅の建替計画の話を頂き、

          建築主宅へ話を伺いに行った。

          ただ、4,5社競合する中でそれぞれが提案をした後に

          依頼先の設計事務所を決定するので、依頼頂けるかは未知数である。

          今月末にはプラン、概算工事費を提出予定なので、

          精一杯良い案を考え提案したいと考えている。

           

          既存の築35年の鉄骨造3階建ての集合住宅。

          建築主宅での打合せ後、敷地を見に行った。

          集合住宅とは言うものの、延床面積が300崢度なのでアパートに近い。

          私自身、最近は木造ばかりなので、

          仮に設計の機会を頂ければ約7年ぶりの鉄骨造の設計である。

          なんとか仕事としての機会を得たいと思う。

           

          また、今日は建築主宅へ向かう途中に突然知り合いから電話があり、

          話を聞くと彼の知り合いがマンションの一室のリフォームで困っているとのこと。

          相談に乗ってもらえないかとの話だった。

          そして、先週は今月末締め切りの応募条件が緩い庁舎の設計プロポーザルがあることを知った。

          募集内容等を読むとおもしろそうな内容だったので、ぜひとも応募したいと考えている。

          さらに、現在打合せ中の戸建て住宅の着工準備を2件分、月末までに形にする必要がある。

          …月内に全部終わるのだろうか。

           

          話は全く変わるが、オランダの建築家でレム・コールハースという人物がいる。

          その彼を追ったドキュメンタリー本の中で著者が彼を以下のように表現している。

          「彼は人生のどこかで、状況が何であろうと

          決して手抜きをしないことを決めたのかもしれないと感じたのである。」

          この一文はとても印象的で時折、思い出すことがあった。

          この2,3週間は特に頭をよぎっていたし、今日はなおさらだった。

          やるべきことがたくさんあっても全部はできないかもしれないし、

          また、相手方がいる場合は迷惑をかけることになる。

          逆に全部を終わらせることを優先して手を抜くこともしたくない。

          そうなると、原理原則で重要度の高いものから優先順位をつけて一つずつやっていくしかない。

          今月末にかけて予想外にすべきことが増えてしまったが、

          重要度の高いものから一つずつやっていこう。

          決して手抜きをしないことを前提に。

           

           

          法務局へ

          2017.09.25 Monday

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            JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

            今日はこの10年間で2回目だと思うが、

            謄本を手に入れるため、法務局へ出向いた。

             

            計画地近くの法務局。

            私の事務所は神戸の中心部にあるので、

            周辺に官公庁関係の窓口はたくさんあるが、

            登記簿は各方面に点在する法務局まで行かなければならない。

            今はネットでも手に入れることができるようだが、

            郵送になることと、私自身、登記に疎いこともあり、

            直接やり取りした方が良いと思い、法務局へ出向いた。

             

            三筆分の登記事項証明書とそれとはまた別の三筆分の要約書。

            約3000円かかった。零細な設計事務所には痛い出費だ。

             

            神戸市の場合、500崢兇両豺臈は開発の許可申請が必要になる。

            今回敷地は約450屬覆里如△修陵弖錣砲漏催しないが、

            敷地周辺に駐車場や空き地があるため、

            市から開発逃れの可能性がないかを念のため確認したいと言われた。

            不動産屋さんからもらっていた土地関係の資料を提出していたが、

            それでは不十分とのことで、市から法務局で謄本をあげるように指示があった。

            不動産屋さんに再度それらの書類があるかを確認したが

            ない、とのことで私が動くことになった。

            建物の確認申請等は私の方で作成及び提出しているが、

            この件に関しては土地の内容で、かつ、開発許可の書類提出の要件にも絡んでいない。

            しかも役所の要望で書類を取りに行って、こちらの負担で出費までしている。

            頭でしょうがないことは分かっているが、感情的に何か釈然としなかった。

            ただ、以前に勤めていた設計事務所の時に、特に申請関係の各方面とのやり取りでは

            この釈然としないこの感情になることが多かったので、

            この気分になんとなく懐かしさを覚えた。

            申請に関しては相手方からびっくりさせられることが多いが、

            淡々と終わらせていくことが一番良い方法だと思う。