アクタス記念イベント

2019.12.14 Saturday

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    インテリアショップのアクタスで50周年のイベントがあり、

    友人の誘いで参加してきた。

     

    以前に何度かこの店には足を運んだことがあるが、

    創業から50年ということは今回初めて知った。

     

    記念イベントで参加できる人は限られていたが、

    250人程度参加しており盛況だった。

     

    Yチェアの展示。

    デザイナーの作った家具は一般家具よりもどうしても高いので、

    私もほとんどそういった家具は持っていないが、

    Yチェアだけは持っている。

    どんな部屋のイメージにも合うので、気に入っている。

     

    住宅の打合せをすると当たり前だが、

    その建物のプランや仕上げの色使い等の打合せがメインになるし、

    予算もその建物に目一杯かけがちである。

    しかし、本当の意味で建物の見栄えや使い心地を良くしようとすると

    家具や外構等の打合せでは後回しにしがちな

    それらの要素に予算配分したり、しっかり検討することで

    全然違うものになる。

    久しぶりにいろんな家具を見ながら、そんなことを改めて思った。

    働き方改革

    2019.12.13 Friday

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      JUGEMテーマ:人生論

      数日前に約1年やり取りしている申請に関して

      あとは申請が下りるのを待つだけという状態になった。

      実際、役所の人からそう言われていた。

      しかし、昨日、連絡があり、多少の修正をお願いしたいとの連絡があった。

      こちらからすると、その多少の修正を約1年やってきて

      毎回、何をチェックしているのかと怒りたくなったが、

      ぐっとこらえて作業予定を変更してすぐにその相手方の所へ向かった。

       

      着いて話を聞くと、相手方から書類を出す直前に連絡があった修正内容が

      私の方で一部修正しきれていなかったため、

      修正が必要とのことだった。

      こちらの修正がしきれていなかったので、しょうがないと思いつつ、

      3か所程度の数字の修正を行った。

      5分もかからずに終わった。

      そして、時間に余裕があったので、

      ここ数年、役所との申請等でのやり取りに違和感があったので、

      思い切ってその違和感を具体的に聞いてみた。

      ちなみにその役所の担当者はまだ話の分かる人との印象だったので、

      聞く価値があるのではと思ったので、聞いてみた。

       

      約10年前は私が非住宅の設計を主に担当していたので、

      いろんな役所に申請等でやり取りが多かった。

      ただ、今振り返っても、ここ数年のようにやたら時間がかかったりすることもなかったし、

      役所からチェックが終わったとの連絡はちゃんと来ていたが、今はないことの方が多い。

      そして、以前はこちらから連絡しても明らかにその書類の審査が

      放置されているような雰囲気を感じることもなかったが、最近は何度かあった。

      また以前はそのやり取りしている申請に関しては役所の方がやはりしっかりしているとも感じたし、

      ある意味、頼れる存在だった。

      しかし、ここ数年は役所の人の言い方や指示の出し方がいい加減だったり、

      間違っていたりしたので、困ることも多く、嫌な気分になることも多かった。

      そして、何故そうなったのかの私なりの仮の答えはすでにあった。

       

      10年前に比べると、役所の人員自体が少なくなっていて、

      業務を十分に行えていないのではないか、

      また、優秀な人は昇進して担当者レベルではそうではない人が残っている状態なのではないか、

      そして、年々、書類の量が増えて以前よりも全てに時間がかかっているのではないか、

      さらにはそれらの結果として、外部に委託せざるを得ない状況で

      審査体制の質が落ち、その割に効率が上がっていないのではないか、等。

      多少、失礼な内容も含まれていたが、一個ずつ聞いてみた。

      すると、苦笑いしつつも、ほぼ全てその通りとのことだった。

      それを言い当てた自分にうれしくもなったし、納得もしたが、

      それ以上に将来に対して不安を感じた。

       

      最近はニュース等でも働き方改革として国やいろんな会社等の取り組みが取り上げられている。

      ただ、共通しているのは残業しない、とか、AIを利用して効率化する等、

      すごく小さな部分でかつ、目に見えて分かり易い部分に焦点が当たっているように思う。

      だが、本当に必要なのは理想は全体の仕組みを変えることだろうが、

      いきなりそれは難しいとしても、

      目に見えない、もしくは、見えにくい部分を変えていくことが重要なのではと思う。

      役所の例で言えば、人員が少なくなっていくのは変えられない現実としても

      そもそも書類の量を減らしたり、

      外部に委託せざるを得ない仕組みを変える仕事の仕方にしたりすることは可能だと思う。

      ただ、私も会社員時代、似たようなことを会社に対して思っていたし、

      それらは成果としては見えにくいが実際に働いている人からすると

      とても働きやすい環境を作ることになるだろうし、

      それに関わる人達にとってもプラスになると思う。

       

      役所とのやり取りやそれに対して思うことの結論として、

      世界は変わり続けているのに日本はあまり変わっていっていないように思う。

      それこそ、人口が減り始めたり、働き手も減り始めているのに

      今までと同じやり方で突き進んでいるように思う。

      きっとそれには限界があるだろうし、すでに限界が近づいてきているような気がする。

      そして、それは私自身にも当てはまる。

      私は設計を仕事にしているのだから、

      設計に関しての知識、経験を積んでいけば良いと思うが、

      世の中が変化している以上、やみくもに設計だけをやっていてもそれだけでは足りないように思う。

      こんな時だからこそ、地味だが、新たにBIMを始めようとしたり、

      設計以外の知識を得ようと日々、経済や哲学の本を読んだりしている。

      どれもすぐに目に見えて変化は分からないが、

      設計者が設計だけをしていても今後、厳しくなっていくように思う。

      司法試験合格を目指しているのもそんな理由のためだ。

      まだ具体的に設計と何かが具体的に結びついて

      新たな価値を生み出せるかの答えは見つかっていないが、

      根拠はないけども方向性はあっているような気がする。

      本当に小さな規模での変化ではあるが、

      きっとこんな小さな規模でもいつか世の中のためになると信じている。

      木造の大スパン

      2019.12.12 Thursday

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        JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

        年明けに提出しようとしているプロポーザルの主題は木造の大スパン。

        しばらく前から検討は続けていたが、なかなか方向性が定まらない。

        このまま決まらず、ずるずると時間が過ぎそうな気がしたので、

        しっかり時間を投入してまずは方向性を決めようと考えた。

        昨日は朝から参考資料を読み込んだり、ネットで参考事例を探したりした。

        ただ、それでも定まらず、もう少しで朝日が昇る。

         

        考えをまとめるためのメモ書き。

        いろんな事例を見ていく限り、トラス構造にすれば解決すると思うが、

        なんだか簡単に答えを出すような感じがして、

        気持ちが納得していない。

        自分なりの方向性はおぼろげながら出てきたが、

        構造に関わるものは最終は構造設計者と検討を進めないと決まらない。

        方向性の手前まで来た感じになったので、

        現時点での考えや疑問点を構造設計者にメールした。

        構造設計者も納得して、方向性が決まれば良いのだが。

        現場は職人で支えられている

        2019.12.06 Friday

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          リノベーション現場にいつも通り確認に向かった。

           

          足場が取れて外壁の焼杉の全体が見えた。

          外壁材も建築主といろいろと打合せをし、

          サンプルもたくさん取り寄せたが、

          最終的には塗装等を施していない、本当に焼いたままの焼杉を採用した。

          雨が降れば表面の焦げが多少剥がれ落ちたりもするが、

          メンテナンスがほぼいらず、長持ちするはずである。

           

          ラワン合板の天井と化粧梁。

          壁の色をグレーで統一したが、天井材との色合いがとても合っていた。

           

          トイレの片面の壁は全面タイル張りで、

          その反対の壁は全面ガラス張りの計画である。

          職人さんが苦労しながらガラスを張っていた。

          このトイレの計画も建築主とあれこれ検討したが、

          間接照明で照らしたタイルをメインに

          空間の広がりが感じられるように逆の壁を全面ガラスにしたが、

          私もまだしたことのない仕様なので、完成時が楽しみである。

           

          ラワン突板の製作建具。

          表面を自然塗料で丁寧に塗装していた。

           

          全体を確認していったが、完成まであと少しということで

          相変わらず多くの職人さんで混雑していた。

          そして、それぞれの職人さんが黙々と作業をしている姿を見て

          どの現場も各職人さんに支えられて建物が完成していくことを改めて感じていた。

           

          設計者と建築主が打合せをして計画内容が決まっていき、

          設計者がその打合せ内容に基づいて図面を作成していく。

          ただ、現場が始まれば、設計者は現場監理で現場をチェックしていくことはできるが、

          釘一つ打たないし、そもそも打てない。

          後は現場監督の指揮の下、各職人さんの技量や熱意や図面の理解度に委ねるしかない。

          経験上、いろんな職人さんはいるが、大体、自分の仕事にプライドを持って仕事をしている。

          プライドを持って仕事をしている職人さんはとてもかっこいいと思う。

          建物全体の一部を担っているに過ぎないが、その部分部分を手を抜かずに

          しっかりとした仕事をしてくれることで建物の完成度が決まってくる。

          現場を訪れた時に職人さん全員と話している時間も機会もないが、

          いつも感謝の気持ちが湧いてくる。

          私が設計の仕事をしている限り、

          今後もプライドを持った職人さんとの仕事をしていきたいと思う。

          そんなタイミングなのかもしれない

          2019.12.02 Monday

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            先月、ある友人と久しぶりにやり取りがあり、

            その中で私のブログを久しぶりに読んだと言っていた。

            そして、谷口吉生氏の記事等を挙げた上で、

            私にはこんな建築家が参考になるのではと

            名古屋で設計事務所をされている宇野友明さんという方を教えてくれた。

            失礼ながら私はその宇野氏の名前は今まで聞いたこともなかった。

            その後、HPを拝見し、今までの作品を見て、

            とても素直な設計をされているんだろうなという印象を持った。

            また、同じHP内に大学の講義の動画があり、

            その内容が一般の建築家とも違う感性をもっている感じがして、

            なんとなく私もそれに似たものを持っているように感じて今後、

            何かの機会に注意して情報を得て行こうと考えた。

             

            そして、つい数日前、いつものように本屋で建築コーナーを見渡すと

            宇野氏の著作の本があった。

            事務所設立30周年を記念しての初めての出版だったが、

            あまりのタイミングにその本を見つけた瞬間、

            こんなことがあるんだと驚いてしまった。

            早速、むさぼるように読みふけった。

             

            その本には私が以前から思っていたことや悩んでいたこと、

            建築主や施工者に伝えていること、求めていること、等、

            全てが書かれていた。

            また、ここ最近、私自身が元気がないように感じていたし、

            なんとなくもやもやした気分にいるように思っていた。

            そして、読み終えて思ったのは、

            私のもやもやを払拭するには結局、

            今の考えや姿勢を継続させていくのが

            唯一の方法のように思った。

             

            先月たまたま谷口吉生氏の初めての私的な本が出版され、

            そのブログの記事を挙げたら、たまたま友人から宇野氏のことを教えられ、

            そして、たまたまその宇野氏の初めての本が出版され、

            今の私に必要な内容が書かれていた。

            そんな流れが不思議にも思うが、

            経験上、知っていることがある。

            人は思っている通りの人生を生きることになる。

            思っていても自分で疑問を思えばその疑問通りの人生になる。

            そして、本気で思っていればそれは向こうから来ることもあるし、

            たまたまそれに出会うこともある。

            私は多分、馬鹿正直にしか生きられない。

            馬鹿正直に生きていれば痛い目に遭うこともある。

            実際に痛い目に何度も遭ってきた。

            ただ、馬鹿正直に生きる強みは自分の望んだ人生を生きられることだと思う。

             

            谷口氏から力をもらった。宇野氏から力をもらった。

            今から工務店の見積が2回目のチェックでも

            内容がぐだぐだだと注意するメールを書かなければならない。

            週明けが締め切りのプロポーザルの提出書類の準備が出来たので、

            その提出書類の取りまとめをしなければならない。

            今すべきと考えていることは私が生きたいと思う人生には必要なことなのだろう。

            馬鹿正直で上等だ。

            ヒントやきっかけは外から来るかもしれないが、

            結論は結局、自分で出すしかない。