いつ終わるのか…

2019.09.10 Tuesday

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    工事中の福祉施設は建物工事がほぼ終わった。

    残工事がいくつか残るだけである。

     

    デイルームや共同食堂の様子。

    仕上げ工事もほぼ終わり、

    あとは養生をめくって洗い工事等が残るだけである。

     

    当初から予算が厳しく、

    通常は住宅よりも非住宅の方が水廻り等が多い分、

    坪単価は上がりがちだが、

    結局、住宅よりも安い坪単価で建ってしまった。

    その分、私も苦労したが、施工者もかなり苦労していた。

    今日は建築主にも現場へ来てもらい、

    いくつか補正内容を打合せした。

     

    建物外観。

    午後から建築主も交えて打合せしたが、

    建築主が帰られた後は施工者と施工上の細かな打合せを夕方まで行っていた。

    建物だけならもう少しで完了するが、

    またしても開発届出内容で施工者も現在、苦しんでいるとのこと。

    業者さんが施工するための書類を提出しに行ったそうだが、

    役所の担当者の横柄な態度にもう行きたくない、と投げ出して

    代わりに現場監督が行ったらしい。

    また、担当者からの指示がはっきりしないので、

    A4の書類を1枚出すのに

    昼から夕方までかかったと私に訴えかけていた。

    私も散々苦労したが、

    私だけが特別な訳ではなかったことが分かって、

    ある意味、ほっとした。

    それでも施設の開業も近づいているが、

    この届出関連のやり取りはいつになったら終わるのだろうか。

    ただ、良くも悪くも経験にはなったから、

    これを生かす場面にはあまり出くわしたくないが、

    それはそれで良かったのかもしれない。

    アッパーライト

    2019.09.07 Saturday

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      昨日、愛媛の案件が施工者からの引き渡しを終えた。

      建築主から連絡が来て、感謝のメールを頂いた。

      何故かこちらの仕事の悩み相談にも乗ってもらったりして頂いたが、

      打合せや工事を通して、こちらも感謝の気持ちしかない。

      また、あんまりきれいだったから、という理由で

      写真を送ってきてくれた。

       

      アッパーライトが玄関付近を照らす、建物外観の夜景。

      このアッパーライトは提案して、採用して、却下されて、

      再採用されて、やっぱり却下されて、ただ最終は復活した内容である。

      紆余曲折があって残ったが、残った甲斐があるだけの存在感である。

       

      引っ越しもこれからということなので、

      しばらくはバタバタされていると思うが、

      落ち着いた頃に完成写真を撮影させて頂く予定である。

       

      頂いたメールからもこれからこの家に住む、わくわく感が伝わってきた。

      この仕事は時間もかかって苦労もあるが、

      設計者に伝えたくなるぐらいに建築主が建物の完成を喜んでもらえることほど

      うれしいことはないと改めて思う。

      解体後の躯体

      2019.09.06 Friday

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        リノベーション計画を進めていた案件で解体工事が始まった。

         

        柱と梁の骨組みのみの状態。

        築40年なので解体前は雨漏りやシロアリの害も懸念されたが、

        解体後に隅々まで調べたが、多少のシロアリの害もあったが、

        材を交換するまでもない程度であった。

        40年前の当時の建築主や大工がしっかり考えてくれていた結果だと思う。

         

        ただ、解体前の事前調査で詳しく調べていたので、

        柱位置や寸法等は事前情報通りだったが、

        梁の大きさや組み方が想定といくつか異なる所があった。

        あまり長い時間、検討している時間もないが、

        急ぎつつも各方面の関係者と協力してしっかり案を練り直したいと思う。

        次の40年後に解体した人に

        しっかりした仕事をしていたことが伝わるぐらいには頑張りたい。

        お疲れ様でした。

        2019.08.30 Friday

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          今日は愛媛の方の完了検査の日だった。

          朝から新幹線等を乗り継いで昼過ぎに現地へ到着した。

           

          建物外観。

          予定時間よりも早く着いたが、

          それよりも早く検査員の方も現場へ到着し、

          すでに検査を始めていた。

           

          LDK内観。

          検査員の後を付いて、質問等に答えていった。

          特に指摘事項もなく、完了検査が終わった。

          来週以降に検査済証を発行するとのこと。

           

          美容室のパーケットとモルタル仕上げ。

          鏡は建築主の施主支給品。

          壁のクロスが選んだものとイメージが異なるとおっしゃっていたが、

          全体的にまとまりのある空間だと思った。

           

          倉庫内観。

          建築主が悩みに悩んだ末の最終形。

          たぶん生活し始めたら、さらに進化しそうな雰囲気だった。

          また来た時にさらなる進化系に期待したいと思う。

           

          最後に見ておきたかった、道の駅八幡浜みなっとからの風景。

          約2年半前にプロポーザルの参加のため、

          この風景を夜行バスから降りた朝6時に眺めていた。

          その半年後に縁があって、この建築主から設計を依頼してもらい、

          今日に至る。

          本当に楽しい打合せをさせてもらった。

          また、いろんなアドバイスももらった。

           

          「建築のプロフェッショナルとして、新たな価値観を提案する」ことを

          目標として、事務所を始めた。

          フランクロイドライトやコルビュジェ等、

          世界の名立たる建築家が70,80歳で傑作と呼ばれる設計をしていたことから、

          私の目標もその歳ぐらいに実現できるのだろうかと考えていた。

          大学卒業後、設計を始めてから自分なりに一生懸命やってきて、

          そんな中でも建築主や施工者と協力して

          有難いことにどうにかこうにかそれぞれを満足させる仕事を続けることが出来ていた。

          ただ、独立してからここ数年はそれまでよりもいろいろな手段を使って工夫しているにも関わらず、

          完成までの道のりが険しく、以前とは異なり、

          なかなか思い通りにいかないような感覚だった。

          何故、以前できていたことが難しくなったのが分からなかった。

          私の何が変わってしまったのかを必死に考えていたが、

          ここ最近のいろんな方のアドバイスをもらう中でふと思った。

          設計の仕事をしてきて、私自身が事務所開業後、一つだけ変えたことがある。

          それは「建築のプロフェッショナルとして、新たな価値観を提案する」ことを目標に掲げたことである。

          この建築主やそれ以外のいろんな方の意見を聞いているうちにやっと気づいた。

          すでに「建築のプロフェッショナルとして、新たな価値観を提案する」ことが

          出来始めているということである。

          その高みを目指していたが、知らないうちにそれに近づき始めていたのだ。

          そうであれば、手段も単なる工夫では足らず、

          その目的に合わせるぐらいに変える必要があることが分かった

          よくよく考えればその通りだが、それに気づくまでにとても時間がかかった。

          逆に言うと、この2年半の経験で私自身が成長したのだと思った。

           

          別れ際、建築主から声を掛けてもらった。

          「本当にお疲れ様でした。設計を依頼して良かったです。」

          掛けてもらう言葉でそれ以上の言葉はない。

          私の方も長期間、長時間の打合せに毎回付き合ってもらって、

          しかも、建築主から設計者へのアドバイスも言いにくかったと思うが、

          それを勇気を出して言ってもらえたことでいろんなもやもやが晴れていった。

          私も建築主に声を掛けたい。

          「本当にお疲れ様でした。

          あなた方のような建築主に設計を依頼してもらって良かったです。」と。

          次に伺う時は完成写真の撮影をさせてもらう時である。

          来月からは新しい家での生活が始まる。

          幸せな日々を送って欲しいと思う。

           

           

           

          次なる方向を目指して

          2019.08.27 Tuesday

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            設計という仕事をしていて、

            数年前からの良く分からないもやもやが

            ここ最近のいろいろな出来事で何となく自分なりに状況が分かってきた。

            まずすべきは仕事の仕方を変えることである。

            予測が正しければ仕方を変えることで

            自分の中でこのもやもやがかなり改善できるはずである。

             

            話は変わり、現在の設計事務所はほぼ手書きをすることはなく、

            パソコン上でCADを使っている。

            日本での主流のCADはAutoCADとJw_cad、である。

            大手が主にAutoCADを使い、

            中小等がJw_cadを使っている。

            理由は単純でAutoCADは有料で、

            Jw_cadはネット上で無料で公開されている。

             

            そして、その仕事の仕方を変える手始めとして、

            CADのソフトをJw_cadからAutoCADに変えようと思う。

            図面を書く能力が特別変わる訳ではないが、

            それに付随するソフトの幅が変わるためである。

             

            パソコンソフト関連の本。

            今日だけで本を6冊買った。

            以前にも4年程、AutoCADは使ったことがあるが、

            その後の10年はずっとJw_cadで、

            それ以外のソフトも大学の時点で止まっているものも多い。

             

            パソコンソフト以外にも打合せで使う資料や

            その他ツールも変えて行こうと思う。

            変えると決めてもすぐには全てが変わる訳ではないし、

            変えて結果が望むものになるとは限らない。

            それでも、変える必要性を感じるので、

            かなりの労力がいるが、

            設計に関して自分自身をあるべき方向を目指して変化させたいと思う。

            何故なら、私は設計・建築のプロフェッショナルなのだから。