revitlt&twinmotion

2020.06.27 Saturday

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    去年の秋に今まで使っていたCADに限界を感じ、

    BIMである、revitltを購入した。

    revitの廉価版ではあるが、構造や設備の設計者と連携をしない限りは

    特に機能に支障はない。

    ただ、案の定、日々の仕事等でなかなか習得する時間がなかった。

    また、去年の年末に情報を得て、twinmotionというレンダリングCGソフトが

    会社の買収に伴い、しばらく無料でダウンロードできるということで

    使うかどうかも分からなかったが、念のため、ダウンロードしておいた。

    こちらも同様に習得する時間の確保ができていなかった。

    しかし、コロナウイルスのため、良くも悪くも時間ができたので、

    その時間を使って、一から使い方を習得していった。

     

    3月に打合せ中だった仕事が吹き飛んで以降は

    プレゼンの依頼すらないような状態だったが、

    今月に提出したいと思えるプロポーザルがあったので、

    このコロナウイルスの期間中に習得の努力はしたものの、

    まだ使いこなせているとは言えないレベルではあるが、

    revitltとtwinmotionをその図面作成に使ってみることにした。

     

    revitltで作図した図面を3Dで立ち上げた画像。

    BIMであるrevitltは基本的にCADと同じように作図していくが、

    途中に高さ等のその他情報も追加することで3次元的な作図が可能になる。

    今まではjwcadで作図し、その後、CGが必要な場合はshadeを使っていたが、

    改めて一から作図し直すような感じだったので、とても時間がかかっていた。

    revitltの場合は2次元の図面を修正すれば自動的に3次元の情報も修正されるので、

    二度手間三度手間を減らすことができる。

     

    twinmotionのレンダリング画像。

    revitltはtwinmotionとの連携は基本的にはできないのだが、

    いろいろと調べていくとプラグインソフトがあり、

    revitltで作成したデータをtwinmotionに持っていくことができた。

    今までshadeで作図、レンダリングを経て作成していた時間と比べると

    その数分の一の時間で仕上り、

    さらに今までよりも簡単な作業で仕上りの質が上がったことで、

    我ながら驚いたし、うれしかった。

     

    月末までにはプロポーザルの図面関係を仕上げる必要があったので、

    先週頭ぐらいから図面作成作業に取り掛かっていた。

    ただ、不思議なことに3日連続ぐらいで

    以前からやり取りしていた方や知り合いから紹介されたりで

    3件のプレゼンを月末までに仕上げることになった。

    プロポーザルを含め、4件のプレゼンを急遽、今月末までに仕上げる必要が出てきたので、

    今まで暇だった分、急な忙しさで勘が戻るか自分自身に心配していた。

    しかし、この2週間ぐらいは毎日、朝から作業を始めて、

    寝るのも3時頃の日々で記憶もあやふやなぐらいの忙しさだったが、

    楽しい気分でrevitltとtwinmotionを駆使して、おおよそ4件のプレゼンに目処が付いてきた。

    また、いろんな建築の本を読み返し、処分したりすることで今までとは設計への姿勢が

    微妙に違う段階へと変化してきたように思う。

    なんとなくコロナウイルスに多少感謝したい気分になった。

    時間が経ってみないと分からないが、

    このコロナウイルスで休んでいた期間に設計への考え方を再構築したり、

    必要なソフトを習得したことは私にとってターニングポイントになるかもしれない。

    疾風に勁草を知る

    2020.06.12 Friday

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      JUGEMテーマ:人生論

      生活や仕事の拠点が神戸三宮なので、

      三宮センター街をよく通る。

      そして、センター街のアーケード下によく垂れ幕が下がっている。

      美術館の展覧会の案内であったり、

      東日本大震災で被災された方を応援しよう、等。

      その時々でいろいろと掲げられている。

      いつもはふーん、ぐらいに見過ごしていたが、

      最近、通る度に何故か目が行く垂れ幕があった。

       

      「私達は負けない」はコロナだからかと思ったが、

      それ以上に左下に書いている漢文とさらに細かい字でかかれている内容が

      通る度になんとなく心に響いた。

      「疾風知勁草」

      意味は困難や試練に直面した時にはじめてその人の意思の強さや

      節操の堅固さ、人間としての値打ちが分かること、らしい。

       

      まだコロナウイルスの影響はこれからいろいろな所で出てくるかもしれないが、

      私自身は3月時点でかなり影響があったので慌てふためいた。

      ただ、決して余裕がある訳ではないが、

      4月からは今すべきことを淡々と実行し、今に至る。

       

      以前からもそうだが、日々の生活で基本的に用事がある時を除いて、

      休日は設定していない。

      平日と週末の違いはなく、「1日1日」があるだけだ。

      午前中、午後、夜と区切って、設計の仕事か建築の勉強、

      もしくは法律の勉強をしている。

      やってもやっても終わらない。

      振り返れば、この生活は大学受験の頃から何も変わっていない。

      行きたい大学に合格するため、建築を大学で学ぶため、

      一級建築士になりたいため、独立して設計事務所を開業するため、

      弁護士になりたいため、建築と法律のプロになりたいため、

      常に何かしらの目標や希望があってそれに向けてがんばってきた。

      ただ、がんばってはいるが、がんばっているつもりで満足していないかと

      度々、自問自答する。

      がんばっているつもりが一番怖い。

      本人は満足していても自己満足に終わり、結局、結果が出せないからだ。

       

      ただ、「疾風知勁草」という文章と意味を知り、

      今までの自分自身やコロナウイルス以降の自分自身を考えた時に

      自分で自分の意思の強さや節操の堅固さに気付かされたような気がした。

      変な感覚だが、自分で自分自身の存在がうれしくなるような感じだった。

       

      人生の節目節目で出会うべき人や本や文章がある。

      必死にやっていればやっているほど、ふとした時にそういったものに出くわす。

      今回出会った文章に、その調子でがんばれよ、と言われているような気がした。

      今、直近で私の中で目標であり、目指しているのは、建築と法律のプロ、である。

      今までの目標と違って、明確な結果としては現れてこない目標である。

      この目標は仮に司法試験に合格したり、設計の何かしらの賞を頂いたからといって

      達成できる目標ではない。

      なんとなく思っているし、たぶんその通りになると思っているが、

      死ぬまで追い求めて、死の直前にそれに成れたと言えるかどうかという果てしなく遠い目標である。

      それでも単調な日々にも関わらず、1日1日をそれに費やすのに飽きることもなく続けている。

      人生を通して、きっと私にとって大切なことだからだと思う。

      1日1日を大切に必死に生きていきたいと思う。

      やっぱり設計が好き

      2020.06.09 Tuesday

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        縁があって集合住宅のプレゼンをすることになった。

        ただ、建築主とはまだメールのやり取りのみで

        今週、初めてお会いする。

        お会いして詳しい話を聞いてからプラン検討に取り掛かる予定だが、

        なんとなくいてもたってもいられなくて先に敷地を見に行くことにした。

         

        敷地の周囲は閑静な住宅街で、緑も点在しており、

        気候も良かったせいか、とても気持ちの良い場所だった。

        街並みに馴染ませつつも、設計の力でなんとかより良い建物を提案したいと思う。

        建築主とはまだメールのやり取りのみだが、

        文面から建築に対しての理解力や意思があるような感じがしたので、

        なおさら気合が入る。

         

        今年はコロナウイルス等で打合せしていた案件や

        着工の準備を始めていた案件も吹き飛んでしまい、

        それに引き続き、家に閉じこもる生活で

        設計らしい設計を長い間していない気がする。

        実際は数か月なのだが、数年経ったような気分だ。

        その反動なのか、まだ建築主に会ってもいない段階で

        いてもたってもいられず敷地を見に来て、

        どんなプラン提案をするかあれこれ想像しているだけで

        帰りの電車の中で自分の頬が緩んでいる感じがした。

        自分のことながらやっぱり設計が好きだなと思った。

         

        プロポーザルもこういったプレゼン提案も

        必ずしもこちらの熱意と労力を掛けた分だけのものが

        返ってくるとは限らないが、

        それでもなんとなくこの案件には精一杯取り組みたい、

        もしくは建築主に可能性を感じると思えれば、

        設計者としてすべきことを一つ一つ実行していって、

        私も建築主もうれしくなるような提案をしたいと思う。

         

        プロポーザルの要件

        2020.06.08 Monday

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          常に提出できるプロポーザルを探している。

          ただ、相変わらず、5000岼幣紊隆姥庁の設計実績があることや

          過去10年間に美術館の設計実績があること、等、

          小規模の設計事務所からすると門前払いの

          参加すらできないプロポーザルばかりである。

          確かに小規模な設計事務所が大規模な建物の設計ができるかというと

          マンパワー的にも技術的にも厳しい面はある。

          ただ、今までの経験からすると、2000崢度の建物であれば

          少人数でも設計は可能な感覚がある。

           

          そんな中で最近、「一級建築士事務所として3年以上の実績があること」という

          条件の募集のプロポーザルがあった。

          早速、敷地の情報や必要な所要室、その他類似の施設について調べ始めた。

          提案書提出の前に参加表明書を提出する必要があるので、

          その書類をじっくり読んでいくと、

          ランドスケープアーキテクトや建築積算士等の

          日頃はあまり接点のない業種とのチームとしての登録が必要なことが分かった。

          すでに接点のある方には事情を伝えて、

          資格の登録証等を準備してもらえたが、

          接点のない業種は一から探さざるを得なかった。

           

          ネット上で同県、もしくは近県の方を調べていき、

          この方にお願いしたいと思える事務所に

          今回の経緯やその条件をメールで伝えて10社程度に連絡を取った。

          プロポーザルは1位になる以外は悪く言えば無駄骨にしかならないので、

          現時点ではお金にもならないプロポーザルの申し込みに対して

          手を動かす必要はなく、申込書類の記入のみをお願いしたい旨を念押しで伝えていた。

          返信してくれた会社の中で1社のみ協力してもらうことになったが、

          他の2,3社は断りのメール内容でそれ以外の会社は返信のメールすらもらえなかった。

          また、断りの連絡をしてくれた会社も現時点ではあくまで書類に数行の記載と

          資格証のみ出してもらうだけなのだが、

          返信内容が今は忙しくて手伝うことができないとの内容だった。

          体のいい断り文句なのかもしれないが、

          実質10分程度の作業に対して、忙しいというのは意味が分からず、

          そもそも相手にこちらの意図が伝わっているのかいないのかも分からなくなって

          改めて日本語って難しいと思ってしまった。

           

          参加表明書の提出期限が来週で、

          時間もなくなってきたので、片っ端から電話での依頼に切り替えた。

          5,6社に断られたが、ようやく快く協力してもらう会社が見つかった。

          図面作成をお願いしている訳ではなく、一緒に参加するための氏名住所の記載のみで

          万が一、1位受賞した場合には労せず仕事を得られるのに

          ここまで断られるとは思っていなかったので、

          やはり世間は厳しいなと感じた。

           

          今回、多くの会社に連絡を取ったが、

          断られた場合でもできる限り丁寧にやり取りをし、

          連絡を取ってくれただけでも感謝している旨を相手に伝えた。

          ただ、それは礼儀でもあるが、自分自身のためでもある。

          以前から仕事をする中でも感じていたし、

          今回のコロナウイルスにおいても同じことを思ったが、

          通常の時には感じもしないし、思いもしないが、

          ピンチの時や追い詰められた時にその人の人間性が表に現れる。

          自分が優位な時でも相手に優しくできるか、

          自分に落ち度もないのに相手が失礼な態度をとっても普通に接することができるか、等、

          そこで沈着冷静に対応、行動できる人や会社は本当に優秀だと思う。

          そんな目にも見えず、何もない時には分からないようなことだが、

          人として、会社として、とても大切なことだと思う。

          私自身、それが完璧にできているかと言えば、まだ完璧ではないが、

          不利な状況や理不尽な状況においても

          人として、そして、私の設計事務所として、

          冷静かつ真摯な姿勢は崩さず、すべき物事に一つ一つにしっかりと取り組みたいと思う。

          予備試験の延期で気付いたこと

          2020.06.02 Tuesday

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            JUGEMテーマ:法律

            今年の予備試験は5/17に行われる予定だったが、

            コロナウイルスの影響で延期になっていた。

            そもそも今年は行うのだろうかとぼんやり考えていたが、

            昨日、司法試験委員会から手紙が届いた。

             

            今年は8/16に予備試験の短答試験があるとのこと。

            かなり暑い時期にやるんだなと

            暑さが苦手な私はちょっと不安になった。

             

            今年はコロナウイルスの影響で良くも悪くも

            いつもと違う時間の過ごし方が出来た。

            毎年、予備試験は受けているが、

            雲を掴むような感覚がして、

            勉強はしているが受かる時が来るのだろうかと

            自分に疑問を持つこともあった。

            憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法、等。

            基本書を読み込んで、過去問を解いて、条文・判例を読んで理解して、を

            繰り返してきたが、いまだ短答式試験すら合格したことがない。

            ただ、この数か月、いつもは仕事に時間を取られて

            勉強に時間をつぎ込むことがほとんどできないが、

            やや多めに時間を確保した。

             

            そして、気付いたことがある。

            いろんな合格者の記事等を読んで、

            そのやり方を参考にしつつ、

            短答式試験をまず受からないと

            次には進めないから短答式試験を中心に考えていたが、

            時間がない私がそのやり方ではいつまで経っても受からないことが分かってきた。

            試験範囲が膨大なため、各内容を1回やったぐらいでは身についていなかった。

            ここ数年を振り返っても、ある程度の範囲を1周するのに1年かかっていた。

            それではいつまで経っても受からない。

            言うなれば、波打ち際に砂の城を作ってしばらくしたら跡形もなく崩れて

            改めて作り直すことを繰り返していたような気がする。

            そう気づいて、論文式試験の勉強を始めたら

            以前よりも頭の中に内容が入ってくるようになって、知識が定着し始めたような感じがする。

            それでもあと2か月では必要十分な勉強量にはほど遠いが、

            最後まで諦めず、次に繋がる勉強をしっかり行っていきたいと思う。