敷地確認

2017.06.10 Saturday

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    今日は知り合いの紹介で依頼があった

    2軒の住宅の計画敷地を確認に行った。

    たまたま電車で2駅程度離れている近くの敷地同士だったので、

    電車とバスを乗り継いで2か所とも行ったが、

    結局、半日かかった。

     

    一つ目の敷地。既存住宅が建っている。

    解体後、更地にして新築を建てる予定。

    前回初めてお会いして要望を聞き取り、

    次回の打合せ時に初回プランを提出する予定。

    お話しを伺う限り、話を聞いていてこちらも夢膨らむ気分になったので、

    良い住宅が設計できそうな予感がする。

     

    次の敷地へと向かうためにバス停でバス待ち。

    バス停から見える川ではシラサギが餌を探していた。

    川を見つめてぼーっとしながら、

    先程の敷地とこれから設計するプランのことを考えていた。

     

    電車とバスを乗り継ぎ、2軒目の敷地に到着。

    この建築主には初回プランは半年前に渡していたが、

    ローンが難航し、ようやくメドが付いたとのことで打合せが再開した。

    職業的に建築のことが分かっている建築主なので、

    前回の打合せの時もお互い、建築的な挑戦をしようとの話で盛り上がったので、

    こちらもその意気込みに負けないように頑張りたいと考えている。

     

    今日、訪れた2つの計画敷地はどちらも住宅街の一角にあり、

    事前にgoogleのストリートビューでも確認していたので、

    敷地及び敷地周辺環境も想定通りだった。

    正直、ある程度把握していたので、わざわざ電車とバスを乗り継いで

    実際に敷地を見に行かないどこうかとも一瞬よぎった。

    しかし、去年の春から自分で事務所を始めて思うことは

    何事も基本を大切に、かつ、

    その基本がまだ私は出来ていないと思うぐらいで

    調度良いと考えている。

     

    また、これは以前から思っていることだが、

    設計した建物は自分の子供だと思う。

    しかし、設計者は建築主が所有する土地に、

    建築主の要望する内容を整理してプランを作成し、

    引き渡しまで行うが、その建物を設計者が利用することはほぼないし、

    完成後に頻繁に伺うこともない。

    会社員時代は、途中経過よりは、ちゃんと引き渡せるかどうかが大切だった。

    引き渡し後、建築主に大切にしてもらっているな、と思う時もあれば、

    建築主の要望通りに建てたが、彼(その建物)にとって

    本当にそれで良かったのか、と思うこともあった。

    自分で事務所を始めたからといって、

    設計の選り好みをそんなにできる状況にはまだないが、

    明らかに彼が彼らしく生きていける見込みがない場合は

    仕事の依頼を断りたいと考えている。

    そして、彼がその地で何十年とがんばっていく最初の敷地確認は

    決して手間を惜しまず、必ずやっていきたいと考えている。

    それが彼に対する礼儀だと思う。

    今回の2軒の建築主とはまだ数回しかお会いしていないが、

    この2人の彼はきっと大切にしてもらえる気がするので、

    彼らのためにも精一杯がんばって、良い建物に仕上げたいと思う。

     

     

     

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