熊本地震

2016.09.13 Tuesday

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    JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

     

    言うまでもなく、日本は地震多発国である。

    近年で言えば、阪神大震災、中越地震、

    東日本大震災、熊本地震・・・。

    私個人で言えば、阪神大震災の時に

    和歌山に住んでおり、震度5を経験したぐらいである。

    ただ、どの地震も率直な意見として、

    震源地近くで経験をしたことがないので、

    どうしても遠い所で大変になっているという

    感覚しか持てなかった。

     

    しかし、この度の熊本地震はニュースで見る限り、

    震源地と私の実家がほぼ同位置で、かつ、

    両親がそこに住んでおり、幸いに怪我もなかったが、

    先日、帰省した時に仮設住宅に住んでいる両親、

    全壊の評価を受けた実家を目の当たりにし、

    地震への恐怖を心底感じた。

     

    玄関部分。漆喰壁は建物の全体で剥がれ落ちている所が多く、

    玄関戸は両手で力いっぱい引かないと、閉まらない状態。

     

    建物の出隅の柱がもともと白アリで脆くなっており、

    地震でその部分から傾いてしまっている。

     

    納屋の側面部分。外周部の柱のほとんどが斜めに傾いており、

    建物自体も斜め傾いてしまっている。

     

    今年の4月に私は自分の設計事務所を始めたが、

    まさか時を同じくして実家が震災に遭うとは

    夢にも思わなかった。

    しかも、築70年以上の昔の家の作り方であり、

    今までの知識、経験はそのまま適用できない。

    しかし、これも良くとれば設計の新たな道を歩み出した私にとっては

    非常にためになる事例だとも思う。

    現在、現地調査の内容を元に実家を再生させる計画を行っている。

    築70年の家なりの耐震補強の方法、加えて高齢の両親に使い易いように

    いろいろと検討をしている。

    何度も現地に足を運ぶことになると思うが、

    強・用・美を満たした家に再生させたいと考えている。

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    2019.11.14 Thursday

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