すごい人

2017.03.31 Friday

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    JUGEMテーマ:人生論

    中学3年の受験を控えた期末テスト期間中のある日。

    クラスで友人達と雑談をしていると

    今日のテストのために昨日何時間勉強したかの話になった。

    私は当時、部活だけやって勉強をしてこなかった焦りもあり、

    1日3時間は勉強するようになっており、そのことは自分の中で

    自信をもっている所だった。

    みんなが口々に1,2時間勉強したかを言い始めたので、

    ここで自信満々に言ってやろうと待ち構えていた。

    言おうとした直前に現在アメリカでスピーカーの研究をしている

    今でもやり取りをしているある友人が暗い顔をして

    「10時間しか勉強できなかった」と言った。

    彼の性格からして、自慢しようとかではなく、自分を恥じて

    言っていることが伝わってきた。

    私は口を開けたまま、恥ずかしさ、くやしさ、情けなさ、等の

    いろんな感情が駆け巡り、何も言えなかった。

    あれから何十年も経つがいまだにそのことは鮮明に覚えている。

     

    話は変わって、先日、大阪新美術館の公開プレゼンテーションを

    拝聴しに行った。

    残念ながら選ばれることはなかったが、以前から敬愛の念を抱いていた

    槇文彦氏のプレゼンテーションを一番の楽しみにしていた。

    若い時からこの業界の先頭を走り、

    高齢になった今もなお、先頭を走り続けている。

    そして、たまたま昨日、本屋で建築の本を物色していると、

    槇氏のインタビュー記事が本に掲載されており、

    よく見るテレビ番組が「情熱大陸」、「プロフェッショナル」とおっしゃっていた。

    !?

    私と全く同じだ。

    設計の能力は天と地ほどの差があることは分かっているし、

    見るテレビ番組が同じだから何なんだという所もあるが、

    設計に関して敬愛する人と同じ方向を向いているような気がして

    とてもうれしかった。

     

    世の中にはすごい人達がいる。

    そして、彼らは彼らの居場所で彼らなりの最大限の努力をしている。

    私のできることはたかが知れている。

    だが、そんなすごいと思える人達にいつか追いついて、追い越して行きたい。

    そんなことを日々、考えている。

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    2020.05.20 Wednesday

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