リノベーションの相談

2020.09.06 Sunday

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    あるご夫婦からリノベーションの相談があり、現地を見させてもらって、

    その後、場所を移して、要望や考えをお聞きした。

    ご夫婦の知り合いに施工者がいるので、

    事前にいろいろとやり取りがあったようだが、

    それでも疑問や分からないことがあり、

    それについて話を聞きつつ、私の方でお答えできることを一つずつ

    私の経験や知識を交えて説明していった。

    そして、私の方から今後の道筋や計画内容のいくつかの提案を行い、

    予算や計画内容も含め、ご夫婦で今後の展望がぼんやりと浮かんできていたようなので、

    こちらとしてもなんとなく状況を前に進めることができたような感じがあった。

    ご夫婦間の調整やその他諸事情がある程度整理できた段階で

    またお会いすることを約束し、その場を後にした。

     

    今年はコロナ禍があり、その後もいろいろな人とお会いしてきたが、

    良くも悪くも時間に余裕があり、いろいろと考える時間もたくさんあった。

    そのため、日々のすべきことに集中することもできたが、

    反面、自分でもよく意味が分からない時間を多く過ごしたように感じていた。

    そして、今日、まだ相談段階ではあるが、

    建築・設計に関して問題を抱え困っている方から相談を受け、

    専門家である私がそれに対して助言やアドバイス等を行う、という

    いたって当たり前のやり取りを行い、

    その問題が多少解決する方向に進めることが妙にうれしく感じた。

     

    設計は仕事であり、商売でもあるが、

    違う側面で言うと、困っている人を設計の知識や経験を通して

    その問題解決に尽力することができ、

    かつ、最後にはさらに喜んでもらえるという部分もあり、

    私は設計はその部分に重きを置いている。

    自分の行為が他人の役に立ち、さらに喜んでもらえるのは人として単純にうれしい。

    正直、この半年は日々に対しても設計に対してもネガティブになる時が多々あったが、

    今日はいたって当たり前のやり取りをして、

    このご夫婦がリノベーションした家を人生の新たな拠点として

    楽しく過ごしていることが具体的にイメージできて

    かつ、実際にそうなってほしいと強く思えた。

    改めて設計というものはこういうことだし、設計ってやっぱりいいなあと感じた。

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    2020.09.19 Saturday

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