原理原則を大切にして、真摯に物事に取り組む

2020.02.09 Sunday

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    JUGEMテーマ:人生論

    先日、役所である申請の提出書類の協議をしていたが、

    回答が曖昧で2つの課を結局、三往復した。

    ただ、結果として、明確な回答が得られないまま、

    とりあえず書類を作ってほしいとのことだった。

    また、やり取りの最中も不遜な対応でなおさら辟易した。

    その対応は別としても、

    こちらからすると依頼主にそのあやふやな回答を伝えなければならないし、

    その書類に労力をかけて提出しても

    対価が得られないまま、その労力が無駄になるリスクがある。

    ただ、やり取りしていても、こちらのそのような懸念を

    理解してもらうのは難しいことは伝わってきた。

     

    仕事をする上で私が重視していることがある。

    「真剣に人の話を聞く」、「分からなければ質問する」、

    「期限を守る」、等である。

    社会人1年目の人が守るべきような原理原則のような内容である。

    もちろん、それ以上に私なりの価値観や経験で

    重視する内容はあるが、それは二の次にしている。

    人それぞれの主義主張があるし、

    人それぞれの常識や「普通」と考えていることを

    共通させるのは難しいと思うからである。

    ただ、誰しもが納得するであろう、

    社会人1年目の人が守るべきような内容ですら、

    仕事をしていると守られていないと感じることがある。

    私の独りよがりの価値観ではなく、

    誰しもが納得するであろう、基本的なことなのに

    それは何故なのだろうかとずっと疑問だった。

    そして、ふと思った。

    そのとても基本的なことすら守らない方が普通なのではないか。

     

    学生の時はあまり本を読んでいなかったが、

    社会人になってからはよく本を読むようになった。

    建築、法律の本はもちろん、歴史、経済等の本もよく読んでいる。

    そして、特にピーター・ドラッカーの本を読んだように思う。

    ピーター・ドラッカーは経営学者で、本もたくさん執筆している。

    何冊か読んだが、経営学者だから、

    会社組織、マネージメント、マーケティング等がメインの題材だが、

    結局、彼が強く言っているのは、

    全ての土台は「真摯さが重要である」と指摘している。

    なんらかの数式や手法ではなく、真摯さという人間くさいことを重視することに

    違和感もあったが、とても納得した。

     

    私自身、物事が複雑だとしても、1つずつ小分けにして分解していけば

    誰もが理解できる、シンプルなものになっていくと考えている。

    それは仕事もそうだし、設計もそうだし、ひいては人生もそうだと思う。

    それらの最小単位は物事の原理原則だと思う。

    それらはとてもシンプルなことだし、特別な技術がいる訳ではない。

    やるかやらないかだけだと思う。

    役所とのやり取りは一例だが、何故、そんな簡単なことすらしないのかと

    今まで怒っていたが、これだけ続いてやっと分かった。

    決して簡単なことではないのだ。

    原理原則を徹底して実行することは難しいことなのだ。

    「原理原則を大切にして、真摯に物事に取り組む」と言葉を与えたが、

    振り返れば、そのようなことを私自身、とても大切にして生きてきたように思う。

    器用ではない私からすればとても高度なことはできないから

    そんな基本的なことだけは最低限徹底して行うように心がけてきた。

    ただ、今まで他人から評価されたり、なんらかの結果を出す時は

    結局、その基本的なことを徹底して行って、継続してきたからだと思う。

     

    私は手書きの手帳を愛用している。

    見開きで1週間の手帳だが、

    その右上に毎ページごとにその言葉を書き綴っている。

    日々、それを忘れないためだ。

    私自身は最低限の普通のことと思っていたが、

    褒められるべき特殊なことなのかもしれない。

    うまく行かない時もあるし、相手に通じない時もあって

    思い悩むこともあるが、今はより一層強く思う。

    仕事、設計、人生において、

    今後も原理原則を大切にして、

    真摯に物事に取り組んで行きたいと思う。

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    2020.02.15 Saturday

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