外壁のレッドシダー

2019.05.19 Sunday

0

    来週に愛媛の現場で金物検査があるので、

    現場へ向かう予定だったが、

    電気関係で現場で打合せした方が良い内容があったので、

    今日現場へ向かった。

    また、数日前に施主支給の外壁のレッドシダーの品質に問題があるとの

    報告も受けていたので、併せて打合せすることになった。

     

    現場へ届いた外壁、軒天等に使用するレッドシダー。

    そもそも外壁やフローリングに関わらず、

    無垢の木は反りや曲がり、節があるのが通常である。

    ただ、そこにかけるコストを上げれば節のないものにできたり、

    材のばらつきが抑えることができる。

    また、着色仕上げにすればそれらのデメリットを緩和することもできるが、

    経年劣化や雨がかりの部分の変化も考慮すると、

    完成時の美しさを重視するのか、数十年後の状態を重視するかで

    考え方も変わってくる。

     

    施工者側の意見としては厚みが違ったり、節も多いので、

    このまま施工して良いのかという迷いがあった。

    建築主もその意見を先に聞いていたので、迷いと不安の状態にあった。

    私の意見としては、実際に自分の目で見て、確かに節は目立っていたが、

    そこまで言うほど悪いものには思えなかった。

    そして、節なしにすることでのコスト増、着色仕上げにすることでの

    将来的なメンテナンス、等の木のそもそもの特性と

    将来的なメリットデメリットを説明した。

    そして、コスト面、建物の完成時の状態、将来的な経年変化とメンテナンス等から

    総合的にこの材でのクリア塗装を推奨した。

    建築主も施工者、設計者、それぞれの意見に耳を傾けながら、

    いろいろと考えてもらった結果、今の計画のままで行こうということになった。

    ただ、すでに割れていたり、厚みがかなり違う材も実際にあるので、

    それは納品会社と掛け合って交換してもらう方向で進めることになった。

     

    ただ、今回の件を振り返ると打合せでいろんな材のサンプルは見てもらっていたし、

    レッドシダーもどういう材かということでサンプルも見てはもらっていたが、

    実際に発注する材の節の多い部分と多くない部分の

    違いが分かるサンプルを見てもらったり、

    もっと具体的にイメージできるような方法を取るべきであった。

    そして、施工者にも事前にその旨、伝えておくべきだったと反省した。

    施主支給品ということで私の中で優先順位が後になってしまったのかもしれない。

    自分の中でできる限りのことをしているつもりであったが、

    今回の件に関しては私の詰めが甘かったと思う。

    今までに施主支給品で何度も痛い目にあったり、

    難しさを感じていたのにも関わらず、

    こういうことになって大きな反省点となった。

     

    2階に設置する分電盤への配線の束。

    その後、現場で電気関係の打合せを行った。

    通常、木造2階建ての住宅であれば16回路程度の分電盤で事足りるが、

    店舗併用住宅なので、20回路ぐらいのものを想定して設置位置を決めていたが、

    電気屋さんの判断で26回路の分電盤を付けることになり、

    分電盤がかなり大きいので、設置位置を変更することになった。

    メールや電話でやり取りする限り、どうしたものかと考えていたが、

    その場で私と建築主と電気屋で相談したら、すんなりと変更位置が決まった。

    やはり、現場へ足を運ぶことは重要だと改めて思った。

     

    勾配天井の化粧梁。

    すでにきれいに設置されていた。

    まだ工事もこれからという時だが、

    すでに思った以上のきれいさにしばらく見上げて見入ってしまった。

     

    軒天の下地ラス。

    準防火地域で軒天をレッドシダー仕上げにするために

    告示のモルタル仕様で対応する計画である。

    レッドシダーが張られるのが待ち遠しい。

     

    今回は予定外で急遽現場を訪れたが、

    いろいろとやり取りし、解決すべきことは解決できて良かった。

    明日は予備試験だが、なんとなくこのタイミングで現場へ行かないと

    みんなが困るような直観がしたが、行って正解だったと思う。

    経費削減でバスメインで移動したので、往復約13時間かかった。

    その時間を利用して、まだなぞることすら終わっていない、

    刑法各論と刑事訴訟法を勉強するつもりだったが、

    ある意味、予想通り、ほぼ寝ていた。

    何事も予定通りには行かない。

    それでも臨機応変に精一杯することで道は開けていくと信じて

    明日もそれ以降もがんばりたい。

    スポンサーサイト

    2020.09.19 Saturday

    0
      関連する記事
      コメント
      コメントする