大工工事ほぼ完了

2016.11.16 Wednesday

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    JUGEMテーマ:建築・設計・デザイン

    今日はお施主様と現地を確認した。

    当初、工事が順調であれば今月末には工事が完成予定だったが、

    家の規模が大きいことと、乱尺のフローリングがあったことで

    工事は順調ではあったが結局1か月遅れの工程となり、

    完成は年末になりそうだ。

     

    ちなみに、一般にはあまり知られていないが、建物の完成後、

    すぐに施主に建物引き渡しとはならない。

    会社等にもよるが、建物完成後に施工者検査、設計事務所検査、

    補修等を経た後に施主検査、その後引き渡しとなる。

    建物完成後、約2,3週間後といった所。

    やはり最後が肝心で、ここで手を抜いていたら、

    お互いが気分が悪いままになってしまう。

    また、その後にさらに外構工事があれば、

    建物が完成しても引っ越しはその1か月後ぐらいが多い。

    あくまで一般論ではあるが。

     

    セカンドリビングから玄関方向の写真。

    セカンドリビングと玄関の天井はアガチスという羽目板を張る予定で、

    施主、設計者共、その仕上りを楽しみにしていたが、

    今日の時点では下地のボード張りがほぼ完了しているが、

    仕上げ工事はこれからという感じだった。

     

    階段と吹抜けの一部にスノコを渡している。

    フローリングがチークなので、

    スノコもそれに色を合わせる話もあり、

    実際サンプルも施工者に作ってもらったが、

    べたっとペンキを塗った感じの仕上がりで、

    家全体の雰囲気と合わない、との結論だったので、

    あえて素地の感じを優先させてクリア塗装のみに留めた。

     

    スノコを下から見上げた所。

    スノコの間隔は以前に現場でお施主様と決めた寸法だが、

    お施主様としてはやはりその隙間が多少怖いとおっしゃっていた。

    ただ、スノコの隙間から少しでも光を落としたいとの要望もあったので、

    ちょうど良い間隔かもしれないともおっしゃっていた。

    しかし、私としては住み始めて慣れてきてからも違う印象を

    お持ちになるだろうと思う。

    他の内容にも当てはまるが、打合せで検討し、

    図面で検討し、現場で検討して最終完成していくが、

    誰しも完成後に建物を使っている時のことを想像しながら

    いろんなことを検討して決めていく。

    しかし、結局、究極的には建物が完成しないと

    その決定した内容が正しかったかは分からない。

    そこで、設計者は如何に施主の意図を読み取り、

    完成後の空気感まで予測して提案できるかに

    設計者としての価値があるように思う。

     

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    2020.02.15 Saturday

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