HPへの問い合わせ

2019.01.25 Friday

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    先日、事務所開業以来、

    初めてHPを通じて仕事の依頼が来た。

    リフォームを考えているが、相談に乗って欲しいとのこと。

    早速、コンタクトを取り、現場で待合せをすることになった。

     

    築40年の家。

    お父さんの代に建設し、今は誰も住んでいないとのこと。

    ただ、リフォームして今後利用していきたいとのことだった。

     

    内部はお父さんが建築に詳しかったらしく、

    造作関係も凝っていて、40年前の家には思えなかった。

    また、置き家具もどれも高価なもののようで

    デザインは古いものの、重厚感のある良いものが多く置かれていた。

    こまめに空気の入れ替えもしていたようで、

    空き家になっていた割に家全体の状態が非常に良かった。

     

    その後、建築主と現場でいろいろと話をして、

    要望や予算を伺ったが、

    やはりというか、要望と予算が噛み合っていなかった。

    ただ、それはどの案件も共通して同じで、

    要望と予算が最初から合っている案件はない。

    後日、要望ごとに具体的な概算金額を提示して

    今後の方針を決めていくことになった。

     

    また、どの案件も共通して同じだが、

    複数の設計事務所等とやり取りをしながら

    依頼先を決めていくのが、一般的である。

    そして、私以外の依頼予定先とのやり取りは

    現状、どういう状態かを伺うと、

    私以外に依頼する予定はない、と言う。

    逆に驚いて、何故か理由を聞くと、

    「HPとブログを見て、事務所を始めて間もないけど、

    がんばってくれそうだと思えた。」から依頼したいとのこと。

    建築主ご自身も数年前からデザイン関係の仕事を始めて、

    私の気持ちが分かるらしい。

     

    いつもは他の設計事務所等と競合することが普通で

    何を決め手に選択してもらえるか分からないまま、

    プレゼン等を行うので、地に足が付かないまま歩いているようで

    どこに依頼するかを決めてもらうまでの間はとても居心地が悪い。

    さらに具体的な決定方法を教えてもらえればまだしも、

    何回もプレゼンが続いて、

    その後、理由もよく分からないまま、うやむやに終わっていくと

    今までの時間は何だったのかと精神的にどっと疲れる。

    反面、そんな人間性の建築主の仕事に携わらなくて良かったと思う

    自分もいるのだが。

     

    今回はHPとブログという少ない情報量と

    1度会っただけで私の事務所に依頼してくれると言ってもらえた。

    建築主からすればリスクのあることだと思うが、

    それを踏まえて依頼してくれているのだから、

    こちらとしてはその気持ちに応えられるように精一杯、

    私の能力、経験をしっかり発揮していくことが唯一の報いる方法かと思う。

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    2019.08.20 Tuesday

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