今月2回目の完成写真撮影

2019.08.10 Saturday

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    今月2回目の完成写真撮影を行った。

    建物自体は約1年前に完成していたが、

    ご主人が外構の仕事をされており、

    ご自分で行うとのことだったが、

    かなりの忙しさだったらしく今年の春に外構が完成した。

    1年目点検も兼ねて、撮影させて頂いた。

     

    建物外観。

    白い外壁にレッドウッドを一部張っている。

    海をイメージしての建築計画だったが、

    外構も完成して、よりそのイメージに近づいたように思った。

     

    建物内観。

    お子さんが多く、1年経ったので、壁等はかなり汚れたりしているかなと思ったが、

    実際は完成時とあまり変わっていないことに驚いた。

    ご主人と話すと、壁も必死に拭いているとのこと。

    完成後も建物を大切にされていて、

    設計した私からするとその気持ちがうれしかった。

     

    夕景の建物外観。

    空があまり見たことのないような色で

    なんとなく建物の雰囲気と合っていた。

     

    今日は合わせて1年目点検を行ったが、

    完成時には分からなかった補修内容がいくつかあった。

    後日、その補修と完成写真を渡すため、連絡する予定。

    写真の仕上がりが楽しみだ。

    熊本に帰省

    2019.08.01 Thursday

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      先日、実家が完成し、完成写真撮影やその他諸々の用事で帰省してきた。

       

      写真撮影の準備中。

      神戸近郊ではいつも完成写真撮影を依頼しているカメラマンさんがいるが、

      熊本へ実費で撮影しに来てくれるとも言ってくれていたが、

      旅費だけでも結構するので、

      熊本市内でいろいろとカメラマンさんを探した。

      馴れた感じで段取りを進めてくれて

      途中撮影した写真も見せてもらったが、

      良い感じに撮影してくれていた。

       

      ドローンの準備中。

      今回は特に空撮をお願いしていた訳ではないが、

      せっかくなので、ということでドローン撮影もしてくれた。

      風が多少吹いていたが、GPSで制御されているとのことで

      空中でほぼ静止して撮影しており、

      物珍しくただただ見上げるばかりだった。

       

      通りの巨大な街路樹。

      久しぶりに熊本市内を散策した。

      今まであまり意識したことがなかったが、

      市の中心部は古い建物と新しい建物が入り乱れつつも

      緑が溢れていた。

      今住んでいる神戸も海と山に囲まれているが、

      街中は緑が少ないので、街並みの中の緑の重要性を改めて認識した。

       

      商店街に面したカフェ。

      ネットで検索してみたが、店の詳細までは分からなかったが、

      ぱっと見て設計事務所が建てたのではと思う、カフェがあった。

      とてもシンプルな構成だが、設計者が好きそうな構成の建物だった。

      中でコーヒーも飲んだが、メニューも内装も建物に合わせてシンプルだった。

      店内も混んでいて、道行く人も必ず目を留めて注目されているようだった。

      こんな建物が通りに挿入されれば、

      設計者も通りもうれしくなるだろうなという感じだった。

      住民説明会準備

      2019.07.29 Monday

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        現在、計画中の簡易宿泊所で旅館業法の許可申請を下す必要があり、

        役所と事前協議を重ねてきた。

        先日、ようやくその目処が立ち、次の段階である、

        住民説明会をどのように進めるべきか役所と打合せを行った。

        役所の指示としては計画地には自治会があるので、

        その自治会の意向に沿って住民説明会を行ってほしいとのこと。

        今までの経験上、敷地から何m範囲、もしくは、その他役所内の決まり事があるなら

        教えてほしいと聞いたが、特に決まりはなく、あくまで自治会の意向に沿えば良いとのこと。

        また、自治会の責任者の連絡先は個人情報になるので、教えられないとのことだったので、

        関係部署にいくつか連絡を取り、ようやくその計画地の自治会長の方と連絡を取ることができた。

         

        自治会長に市からの指示で住民説明会の開催が必要である旨を伝えたが、

        自治会長とその他関係者がそもそも敷地近くに住んでおらず、

        住民説明会を開催してもらっても意味がないし、

        特に開催も望んでいないので、住民説明会は不要との意見だった。

        また、敷地近隣の方のための住民説明会も周辺は賃貸が多く、

        参加者の集まりが悪いだろうし、開催する意味があまりないだろうから、

        敷地の近くに実際に住んでいる人に個別に説明をしてほしいとのことだった。

         

        後日、役所へ自治会長とのやり取りを報告すると、

        「内容は分かりました。では、近隣にお住まいの方を対象に

        住民説明会を開催してください。」

        あれっ、話を聞いていないのかなと思い、再度同じ説明をしたが、

        同じ意見だった。

        役所からの唯一と言える指示は自治会の意向に沿うことだから、

        自治会の意向通り、実際に近くに住んでいる人に個別訪問すべきではないかを尋ねたが、

        条例で住民説明会をすることは決められているので、自治会の意向に関係なく、

        住民説明会は開催する必要があるとのこと。

        はっ?

        だったら苦労して自治会長の連絡先を調べて、さらに自治会の意向を確認して、

        その地域を良く知っている自治会長の意見・意向を無視までするなら、

        ここまでの労力は意味がないのではないか聞いたが、

        返ってきた回答は「決まりなので。」だった。

        この流れとやり取り、1年前も別の役所とやったなとある意味、懐かしくなった。

        私からすると、これだけ意味の分からないやり取りが続くということは

        たぶん私のやり方が間違っていて、役所のやり方が正しいのだろう。

        ただ、たまたま今、予備試験の行政法範囲を勉強しているが、

        役所の人は行政法、特に行政手続法を勉強してほしい。

        その内容が理解できるなら、

        中途半端な指示を繰り返し、ちゃぶ台をひっくり返すようなことはできないはずである。

        彼らの良く知っている条例や内規には合致しているかもしれないが、

        その全てを包括する法律の趣旨等には反している行動である。

        実際に設計者の労力、建築主の時間を毀損しているのだから、

        多少ややこしく思われても、ここまで続く以上、

        下手に行かずにちゃんと武装して対等に立ち向かうべきということかもしれない。

         

        計画敷地周辺。

        今日はかなりの暑さだったが、顎から汗が垂れるのを気にしながら、

        近隣の方へ住民説明会を開催する書面を配っていった。

        日曜の午後ということもあって、集合住宅以外はインターホンを押していったが、

        誰一人として会うことができなかった。

        住民説明会も来られる方はいるのだろうか。

         

        私の設計に対するイメージは「戦い」である。

        敷地の条件と戦ってより良い建築計画を立てる、

        建築主の予算と希望の計画内容との開きがある場合は

        戦ってそれをより近づけていく。

        役所は敵ではないが、ここまで実害が続くなら戦うべき相手なのかもしれない。

        今回まではあくまで役所の指示通りにやっていこうと思うが、

        今後はこちらもやられっぱなしの状況は変えていきたいと思う。

        設計依頼が来たものの…

        2019.07.25 Thursday

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          以前に私の事務所のHPやブログを見て

          設計依頼の連絡をくれた方がいた。

          その時は諸事情により話は立ち消えになってしまったが、

          最近、私のよく知っている土地で同じ方から連絡があった。

          お会いして、いろいろと話をした。

          その建築主は建築の仕事をしている訳ではないが、

          建築が好きでいろんな建築の情報や知識を知っていた。

          そして、計画している建物はRC造で

          事務所開設後は木造しかしていない私からすると、

          ぜひとも設計を担当させて頂きたい案件だった。

          しかし、予算の都合上、設計監理料は構造設計費等を除くと

          工事費の3%程度しか支払えないという。

          はっきり言って完全な赤字だ。

          それでも、その建築主の考え方や熱意、

          また、建物が滅多に携われないRC造ということで

          その設計依頼を受けることをその場で了承した。

          だが、その日以降もその判断が良かったのか間違っていたのか

          ずっと悩んでいた。

           

          そして、数日後、その建築主から連絡が来た。

          しかし、私が終日外出していたりしたので、

          その着信に電話できたのが、最初の着信から丸一日後だったが、

          同じ方から着信が4件も入っていた。

          そして、電話で話していると、先日了承した設計監理料を

          さらに消費税込みで受けてほしいとのことだった。

          加えて、その金額で受けてくれる他の設計事務所は知っているが、

          あなたの人柄を見込んで依頼しているとも言って頂いたが、

          今までのやり取りやその電話の内容も考慮してお断りすることにした。

           

          私の設計事務所の設計監理料は建物の用途や計画内容にも寄るが、

          例えば住宅の新築では工事費の10%を頂いている。

          事務所を開設する時に設計監理料に関して、

          行政の出している資料や他の設計事務所等のいろんな資料に目を通した。

          もちろん、10%よりも高い事務所もあればそれよりも低い事務所もある。

          いろんなことを考えて、きりも良いので、10%を基準にすることにした。

          工事費の10%と言えば、工事費が仮に3000万とすると、

          設計監理料は300万である。

          300万は大金ではあるが、

          実際に事務所を始めて4年目で思うが、

          安くはないが高くもない。

          そして、この仕事は表に出てこない仕事の方が多い。

          図面もたくさん書けば良いという訳ではないが、

          建物の完成度を担保しようとするとどうしても枚数が増えていく。

          そして、試行錯誤したり、いろんなことを調べたりして、計画内容や仕様が決まっていく。

          建築主や施工者とのやり取りも支障がない程度に手を抜こうとすれば

          手を抜けるかもしれないが、リスクが高いし、建物完成度は多少なりとも落ちるだろうし、

          そもそも私自身がそんなことをしたくない。

          住宅であれば器用に工程を進めれば半年から1年で完成するだろうが、

          事務所開設後に依頼頂いた設計案件は最初にお会いしてから

          1〜2年程度、時間がかかっている。

          それぞれが納得したものにしようとすると、

          どうしてもこれぐらいはかかってしまう。

          効率を考えると、いつも似た感じの設計を行い、

          設計監理料を安めに設定し、大量に案件をこなした方が効率的だろう。

          適正な設計監理料がいつもいつも頂けることもないのかもしれないが、

          結局、最終的な建物の完成度とそれに至るやり取りを

          私の思う最低限以上のレベルを保つためには仕方ないことなのかもしれない。

          無理が通れば道理が引っ込む。

          設計は道理に道筋を付けていく作業でもあるから、

          あまりに無理な案件は破綻してしまうだろう。

          今回のせっかくの設計依頼はいろいろと迷ったが、

          その破綻している状況が想像できてしまったからしょうがないのだと思う。

          自分の目指す設計を実現するために

          手を抜かず地道に日々の仕事に努めたいと思う。

           

          役所から役所へ、さらに役所

          2019.07.23 Tuesday

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            通い続けている役所のいつもの風景。

            雪が降る日もあったし、桜が咲く日もあった。

            今日は蝉が鳴いていた。

            担当課には滞在10分ぐらいで終わったが、

            あと何回この風景を見ることか。

             

            別件で次の役所へ。

            最初にこの場所を訪れ、その後、約4か月、別の部署とやり取りをし、

            当初のこの部署に戻ってきた。

            次の段階の指示を仰ごうとしたが、あまりに抽象的な指示だったのでしつこく質問した。

            その担当者が別に悪気があってそんなことを言っている訳ではないのは分かっているが、

            さんざん痛い目に遭ってきたから、申し訳ないけど、

            その担当者の口が歪むまで質問させてもらった。

             

            午後に作業をしていると、さらに別の役所から電話連絡。

            先日の打合せの指示通りの図面を提出していたら、

            図面内容に関してそこまで厳密に指示を守らなくて良いのではないかとの意見。

            いやいや、そうしなさいと言ったのはあなたですよ、と伝えると、

            それならそれで良いとのこと。

            それも悪気があって言っている訳ではないのは分かるが、

            そんなやり方、時間と労力がもったいない。

             

            現在、確認申請ではない申請を3件、別々の役所へ提出しているが、

            それぞれ、4か月、半年、1年半、のやり取りになっている。

            こちらからすると、どこも時間と労力の無駄が多いやり方で不満しかないが、

            相手方もそんな風には思わないのだろうか。

            ただ、どこも同じ感じだから、違和感は感じないのだろう。

            それでも私自身が反省すべきと思うのはそんなやり方に引っ張られて、

            そんなやり方に合わせてしまっていたように思う。

            相手が変わらないなら、こちらを変えてしまう必要がある。

            時間はお金より尊い。