ふーっ

2020.07.06 Monday

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    この1週間は毎日が打合せ、もしくは締め切りのような日々だった。

    2棟の500屬離咼献拭璽札鵐拭爾離廛蹈櫃猟鷭个

    80坪のRC造の住宅、500屬3階建て賃貸アパート等。

    どれも規模が大きく、検討やプレゼン作図に時間がかかった。

    この半月ほどは必死に頭を動かし手を動かしていたせいか記憶がない。

    ただ、限られた時間の中で私なりに納得が行き、

    これが完成すればきっとうれしくなるだろうという建物を計画し、提案した。

    今回は作図やプレゼン打合せにもRevitとtwinmotionという新しいソフトを使用したが、

    いつもは締め切り前は必ず徹夜をしていたと言っても過言ではないが、

    今回は数日前には作図が終わり、見直す時間を持てるぐらいに余裕があり、

    また、打合せ時には実際に建物内を歩いているような感じのプレゼンも出来た。

    プレゼンの準備をしながらこちらも楽しみながらすることができた。

    たくさんプレゼンを行ったが、全てで設計を依頼されることはないだろうし、

    一つも設計を依頼されない可能性もあるが、それはそれだ。

    ただ、どの建物も計画検討からプレゼンに至るまで楽しくできたので、

    来週以降にそれぞれ連絡が来ると思うが、良い結果を待ちたいと思う。

    そして、何より設計の内容やプレゼン方法等に関して

    今までの自分自身より成長したことを実感できたことが一番うれしかった。

    だが、何しろこの数か月間の時間の流れから

    この半月は急激に変化したのでかなり疲れた。

    昨日で一連の流れが終わったので、ふーっと力が抜けたような感じだった。

     

    ただ、気付けば今年も後半に入った。

    延期された予備試験も来月には行われる。

    コロナで自粛されていた期間に進めていた建築の勉強も止まったままだ。

    休憩することも大切だが、今の自分を考えれば立ち止まっている暇はない。

    明日からまた一つ一つすべきことをしっかり実行していきたいと思う。

    revitlt&twinmotion

    2020.06.27 Saturday

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      去年の秋に今まで使っていたCADに限界を感じ、

      BIMである、revitltを購入した。

      revitの廉価版ではあるが、構造や設備の設計者と連携をしない限りは

      特に機能に支障はない。

      ただ、案の定、日々の仕事等でなかなか習得する時間がなかった。

      また、去年の年末に情報を得て、twinmotionというレンダリングCGソフトが

      会社の買収に伴い、しばらく無料でダウンロードできるということで

      使うかどうかも分からなかったが、念のため、ダウンロードしておいた。

      こちらも同様に習得する時間の確保ができていなかった。

      しかし、コロナウイルスのため、良くも悪くも時間ができたので、

      その時間を使って、一から使い方を習得していった。

       

      3月に打合せ中だった仕事が吹き飛んで以降は

      プレゼンの依頼すらないような状態だったが、

      今月に提出したいと思えるプロポーザルがあったので、

      このコロナウイルスの期間中に習得の努力はしたものの、

      まだ使いこなせているとは言えないレベルではあるが、

      revitltとtwinmotionをその図面作成に使ってみることにした。

       

      revitltで作図した図面を3Dで立ち上げた画像。

      BIMであるrevitltは基本的にCADと同じように作図していくが、

      途中に高さ等のその他情報も追加することで3次元的な作図が可能になる。

      今まではjwcadで作図し、その後、CGが必要な場合はshadeを使っていたが、

      改めて一から作図し直すような感じだったので、とても時間がかかっていた。

      revitltの場合は2次元の図面を修正すれば自動的に3次元の情報も修正されるので、

      二度手間三度手間を減らすことができる。

       

      twinmotionのレンダリング画像。

      revitltはtwinmotionとの連携は基本的にはできないのだが、

      いろいろと調べていくとプラグインソフトがあり、

      revitltで作成したデータをtwinmotionに持っていくことができた。

      今までshadeで作図、レンダリングを経て作成していた時間と比べると

      その数分の一の時間で仕上り、

      さらに今までよりも簡単な作業で仕上りの質が上がったことで、

      我ながら驚いたし、うれしかった。

       

      月末までにはプロポーザルの図面関係を仕上げる必要があったので、

      先週頭ぐらいから図面作成作業に取り掛かっていた。

      ただ、不思議なことに3日連続ぐらいで

      以前からやり取りしていた方や知り合いから紹介されたりで

      3件のプレゼンを月末までに仕上げることになった。

      プロポーザルを含め、4件のプレゼンを急遽、今月末までに仕上げる必要が出てきたので、

      今まで暇だった分、急な忙しさで勘が戻るか自分自身に心配していた。

      しかし、この2週間ぐらいは毎日、朝から作業を始めて、

      寝るのも3時頃の日々で記憶もあやふやなぐらいの忙しさだったが、

      楽しい気分でrevitltとtwinmotionを駆使して、おおよそ4件のプレゼンに目処が付いてきた。

      また、いろんな建築の本を読み返し、処分したりすることで今までとは設計への姿勢が

      微妙に違う段階へと変化してきたように思う。

      なんとなくコロナウイルスに多少感謝したい気分になった。

      時間が経ってみないと分からないが、

      このコロナウイルスで休んでいた期間に設計への考え方を再構築したり、

      必要なソフトを習得したことは私にとってターニングポイントになるかもしれない。

      やっぱり設計が好き

      2020.06.09 Tuesday

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        縁があって集合住宅のプレゼンをすることになった。

        ただ、建築主とはまだメールのやり取りのみで

        今週、初めてお会いする。

        お会いして詳しい話を聞いてからプラン検討に取り掛かる予定だが、

        なんとなくいてもたってもいられなくて先に敷地を見に行くことにした。

         

        敷地の周囲は閑静な住宅街で、緑も点在しており、

        気候も良かったせいか、とても気持ちの良い場所だった。

        街並みに馴染ませつつも、設計の力でなんとかより良い建物を提案したいと思う。

        建築主とはまだメールのやり取りのみだが、

        文面から建築に対しての理解力や意思があるような感じがしたので、

        なおさら気合が入る。

         

        今年はコロナウイルス等で打合せしていた案件や

        着工の準備を始めていた案件も吹き飛んでしまい、

        それに引き続き、家に閉じこもる生活で

        設計らしい設計を長い間していない気がする。

        実際は数か月なのだが、数年経ったような気分だ。

        その反動なのか、まだ建築主に会ってもいない段階で

        いてもたってもいられず敷地を見に来て、

        どんなプラン提案をするかあれこれ想像しているだけで

        帰りの電車の中で自分の頬が緩んでいる感じがした。

        自分のことながらやっぱり設計が好きだなと思った。

         

        プロポーザルもこういったプレゼン提案も

        必ずしもこちらの熱意と労力を掛けた分だけのものが

        返ってくるとは限らないが、

        それでもなんとなくこの案件には精一杯取り組みたい、

        もしくは建築主に可能性を感じると思えれば、

        設計者としてすべきことを一つ一つ実行していって、

        私も建築主もうれしくなるような提案をしたいと思う。

         

        プロポーザルの要件

        2020.06.08 Monday

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          常に提出できるプロポーザルを探している。

          ただ、相変わらず、5000岼幣紊隆姥庁の設計実績があることや

          過去10年間に美術館の設計実績があること、等、

          小規模の設計事務所からすると門前払いの

          参加すらできないプロポーザルばかりである。

          確かに小規模な設計事務所が大規模な建物の設計ができるかというと

          マンパワー的にも技術的にも厳しい面はある。

          ただ、今までの経験からすると、2000崢度の建物であれば

          少人数でも設計は可能な感覚がある。

           

          そんな中で最近、「一級建築士事務所として3年以上の実績があること」という

          条件の募集のプロポーザルがあった。

          早速、敷地の情報や必要な所要室、その他類似の施設について調べ始めた。

          提案書提出の前に参加表明書を提出する必要があるので、

          その書類をじっくり読んでいくと、

          ランドスケープアーキテクトや建築積算士等の

          日頃はあまり接点のない業種とのチームとしての登録が必要なことが分かった。

          すでに接点のある方には事情を伝えて、

          資格の登録証等を準備してもらえたが、

          接点のない業種は一から探さざるを得なかった。

           

          ネット上で同県、もしくは近県の方を調べていき、

          この方にお願いしたいと思える事務所に

          今回の経緯やその条件をメールで伝えて10社程度に連絡を取った。

          プロポーザルは1位になる以外は悪く言えば無駄骨にしかならないので、

          現時点ではお金にもならないプロポーザルの申し込みに対して

          手を動かす必要はなく、申込書類の記入のみをお願いしたい旨を念押しで伝えていた。

          返信してくれた会社の中で1社のみ協力してもらうことになったが、

          他の2,3社は断りのメール内容でそれ以外の会社は返信のメールすらもらえなかった。

          また、断りの連絡をしてくれた会社も現時点ではあくまで書類に数行の記載と

          資格証のみ出してもらうだけなのだが、

          返信内容が今は忙しくて手伝うことができないとの内容だった。

          体のいい断り文句なのかもしれないが、

          実質10分程度の作業に対して、忙しいというのは意味が分からず、

          そもそも相手にこちらの意図が伝わっているのかいないのかも分からなくなって

          改めて日本語って難しいと思ってしまった。

           

          参加表明書の提出期限が来週で、

          時間もなくなってきたので、片っ端から電話での依頼に切り替えた。

          5,6社に断られたが、ようやく快く協力してもらう会社が見つかった。

          図面作成をお願いしている訳ではなく、一緒に参加するための氏名住所の記載のみで

          万が一、1位受賞した場合には労せず仕事を得られるのに

          ここまで断られるとは思っていなかったので、

          やはり世間は厳しいなと感じた。

           

          今回、多くの会社に連絡を取ったが、

          断られた場合でもできる限り丁寧にやり取りをし、

          連絡を取ってくれただけでも感謝している旨を相手に伝えた。

          ただ、それは礼儀でもあるが、自分自身のためでもある。

          以前から仕事をする中でも感じていたし、

          今回のコロナウイルスにおいても同じことを思ったが、

          通常の時には感じもしないし、思いもしないが、

          ピンチの時や追い詰められた時にその人の人間性が表に現れる。

          自分が優位な時でも相手に優しくできるか、

          自分に落ち度もないのに相手が失礼な態度をとっても普通に接することができるか、等、

          そこで沈着冷静に対応、行動できる人や会社は本当に優秀だと思う。

          そんな目にも見えず、何もない時には分からないようなことだが、

          人として、会社として、とても大切なことだと思う。

          私自身、それが完璧にできているかと言えば、まだ完璧ではないが、

          不利な状況や理不尽な状況においても

          人として、そして、私の設計事務所として、

          冷静かつ真摯な姿勢は崩さず、すべき物事に一つ一つにしっかりと取り組みたいと思う。

          どうにかならないものか

          2020.05.20 Wednesday

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            たまたま縁が合って申請業務の依頼があった。

            今のこのような時期だから、ちょっとした仕事でも有難いし、うれしい。

            同じ兵庫県内だが、行ったことのない地域なので、

            少し遠足に行くような気分で現地へ向かった。

             

            周りは見渡す限り、山と川の風景。

            遠くでうぐいすの鳴く声とカエルの鳴き声がする。

            この2か月ぐらいはほぼ家に閉じこもって作業ばかりしていたので、

            なんとなく気分的にほっとする感じがした。

             

            建築主にお会いして、申請業務の打合せをした。

            簡易な倉庫の申請なので、それほど難易度は高そうではないが、

            唯一、敷地が市街化調整区域にあるので、確認申請とは別に書類を作成する必要がありそう。

            打合せ後、その内容を確認するために役所へ向かった。

             

            兵庫県内ではあるが、この役所へは初めて行った。

            事前にある程度、申請に必要な確認事項や書類を準備してきていたので、

            それに関わる担当課へ直接向かった。

            最初に向かった担当課で市街化調整区域に関して

            2種類の書類が必要そうだということは事前に分かっていたので、

            その点を確認した。

            担当者の返答としては今回は建物は新築だが敷地内増築にあたり、

            以前に同様の書類を提出しているので、どちらも不要とのこと。

            その後、別の課へ向かった。

            別の課で聞きたかったことを確認していたが、

            なんとなく先ほどの課で確認した内容が怪しいような気がしたので、

            その内容を確認するとその二つのうち、一つの書類は提出が必要だと言う。

            うわっ、まただと思った。

            この数年、申請や届出で役所とのやり取りは本当に苦労したが、

            毎度、笑顔で落とし穴に落とすようなことをしてくる。

            確認したのに違うってどういうこと。

            その担当者が一緒に先ほどの課に確認に行ってくれるとのことなので、

            一緒に先ほどの課へ向かった。

            3人でそのやり取りをすると、

            先ほどどちらの書類も不要と言っていた担当者がそれは必要ですとのこと。

            思わず、冗談を言っているんですか、と言葉が出てしまった。

            こちらも今までの役所とのやり取りで二度手間三度手間を味わってきたので、

            私自身も相手も理解できなかったり、勘違いすることを前提に

            その該当書類を準備し現物を持っていって、

            かつ、行き違いや勘違いのないように、

            申請にいるかいらないかだけをシンプルに聞いたのにも関わらず、

            違う指示をもらうことになり、なんだかショックだった。

            さらにその書類一枚に担当課の印鑑をもらうために

            後日再度来る必要が出てきて、余計に暗い気分になった。

             

            その後、以前に提出していた許可申請が先週下りたとの連絡をもらっていたので、

            別の役所へ向かった。

            今の社会状況で、かつ、書類をもらいに行くだけなので、郵送できないかを聞いたが、

            受領印を押してもらう必要があるとのこと。

            担当課に向かい、受領印を押し、書類を受け取った。

            片道1時間以上かかったが、15秒ぐらいのやり取りだった。

             

            最近のニュースでもあったが、コロナウイルスの影響でテレワークが進んでいる。

            ただ、会社印や上司の印鑑をもらうために結局出社している人も多いらしい。

            ちなみに印鑑文化が根付いているのはアジア圏ぐらいで

            すでに日本以外はもうその文化もなくなりつつあるらしい。

            また、日本のPCR検査の陽性者の報告を手書きFAXで行っていたようだが、

            いろんな批判があったこともあり、ネットでの報告に変わったようだ。

            FAX文化の日本も進化していると皮肉めいたアメリカのニュースがあった。

            なんだか恥ずかしくて、情けない。

            印鑑と言い、FAXと言い、本当にどうにかならないものだろうか。

            理由は分からないが、私が会社員時代は社内の組織運営等で非効率だなとたまに思うこともあったが、

            特に自分で事務所を始めてからは仕事で役所とやり取りの中で、

            また、ニュースを見ていてもそういった内容がとても目に付くようになった。

            おそらく曲がりなりにも自分で経営しているから

            私自身に効率性という観点が加わったからなのではと思う。

            効率性が全てではないが、それでも無駄なことは続ける意味はないし、

            やり方は試行錯誤して改善していく必要はあると思う。

            そうしないと生き残れないからだ。

            時間は意識しないとあっという間に浪費するし、

            他人の時間ならなおさらだ。

            設計事務所で言うなら巡り巡って、

            売上は落ちるだろうし、完成する建物の精度も落ちる。

            今回のコロナショックは医療や経済に打撃を与えたことは間違いないが、

            できることなら社会の既存の生き方や考え、文化等に

            逆説的に良い影響をもたらすことになればうれしいなと思う。